こんにちわ、Hikaru Sanoです。
iPhoneやiPadを利用しているほとんどの人が目にしたことのあるiCloud、メールやバックアップ機能を利用している人も多いかと思います。
そんなiCloudのバックアップ機能が、なんと丸2日間利用できなくなっていたようなんです。
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やはりPCにバックアップすべき?
バックアップ機能が使えなくなったのは日本時間の6月27日午後11時から29日の午後9時の間で、iCloudへのバックアップと復旧ができなくなっていた可能性があるとの事。
他のiCloud機能、例えばiCloudキーチェーンやiCloudメールといったサービスには影響は出なかったそうです。
具体的なApple側からのアナウンスはされていませんが、障害の規模から考えてiCloudサーバそのものではなく、管理プログラムの一部に問題が発生したものと考えられますね。
Appleの発表ではこの障害によって影響を受けたユーザは全体の0.1%にも満たないとされていますが、iPhoneのバックアップを取ろうとしたり、あるいは復旧しようとした人が「iCloudに接続できません」とか表示されたら絶望を感じたに違いないでしょう。
iCloudは基本的にiPhoneユーザなら無料で使える便利なサービスなのですが、Appleの管理するサーバに問題があった際などはユーザ全員がその機能を利用する事ができなくなってしまいます。
以前もiCloudの有料ストレージプランユーザが一時的に利用不能になる事件が発生しており、100%Appleがサービスを保証している、とは言い難い状況ですし、サービスの仕組み上100%保証する事は不可能と言えます。
普段の障害は発生から数時間で回復するのですが、およそ丸2日間も復旧しなかったのはなかなか致命的だと言えますね。
iCloudでバックアップを取るのは良いですが、念のためPCなどでもバックアップを取り2重で安全策を講じた方がより安全と言えます。
一方のサービスを過信せず、もしもの時のためにバックアップの保存先は複数用意しておきましょうね。
まとめ
いかがでしたか?
今回のタイミングでiCloudにしかバックアップを取っていない人が復旧を試みていたら、相当な絶望を味わった事かと思います。
Appleが運営しているとはいえiCloudバックアップがいつ障害でデータが消失するとも限りませんから、PCや他のストレージサービスなど複数箇所にバックアップデータは保存しておいた方が良いですね。