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SNSでのメッセージも規制対象に!改正ストーカー法が全面施行

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こんにちは、yumiです。

先日14日より改正ストーカー法が全面施行されています。

これまでは認められていなかった「SNSでの連続メッセージ」が規制対象となり、警察はストーカーの加害者に警告することなく禁止命令を出すことができるようになりました。

詳しくご紹介します。

改正のキッカケとなった事件

昨年5月、東京都小金井市で音楽活動をしていた大学生、富田真由さん(20)が刺され重体を負った事件が発生しました。

犯人の岩埼友宏被告は富田さんのTwitterへ執拗な書き込みを続けていましたが、警察は「SNSは”つきまとい”の定義に含まれない」「直ちに危害を加えるような内容ではない」と、ストーカー被害として扱わず、最悪の結果となってしまいます。

事件発生後、公明党は「ブログやTwitterなどのSNSで執拗にメッセージを送ること」ストーカー規制法の対象にしようと動き出し、昨年12月に改正ストーカー法が成立。

今年1月より施行されていましたが、6月14日から「警察はストーカーの加害者に警告することなく、禁止命令を出すことができる」という禁止命令の仕組みも含め、全面施行となりました。

今回の改正では、拒まれているのにも関わらず連続して

  • SNSでメッセージを送信する
  • ブログに執拗な書き込みをする

をつきまといの定義に追加。他にも、

  • 懲役刑の上限を6ヶ月以下から1年以下に引き上げ
  • 親告罪から非親告罪に(被害者が告訴をためらっていても起訴できるように)
  • ストーカー行為をする恐れがある人物だと知りながら、被害者の住所や氏名などの情報を提供することを禁止

と罰則の強化などが明記されています。

大きな事件が発生しなければ対応しないのか…とはやはり思ってしまいますが、ようやくいわゆる「ネットストーカー」も取り締まれるようになりました。

匿名性の高いTwitterでは嫌がらせや暴言を吐いているユーザーをたまに見かけたりもしますが…今後は見ることがなくなることを期待したいですね。

LINEMOLINEMO
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