こんにちは、yumiです。
WWDCで発表された「ARKit」。これはARアプリを作る上でのフレームワーク(枠組み)で、今回このARKitが発表されたことにより今後iOSでもARアプリが次々リリースされると見られています。
しかしARKitで作られたARアプリを使うには、iPhone 6s以上のデバイスでなければらないとのこと。これは残念ですね…。
iPhone 6s以上の端末が必須
WWDCで発表された「ARKit」は、ARアプリを作るためのフレームワーク。
フレームワークというものの説明はなかなか専門的で難しいのですが、簡単にいえば「システム開発を楽に行えるように用意された枠組み」で、要は「ARKitを使えば、iOSのARアプリが今までより簡単に作れるようになるよ!」というもの。
最近はGoogleやMicrosoft、FacebookなどITの大手企業が次々にARやVRといった分野に進出しており、ARKitの発表によりAppleもそれに追随する形となりました。
一体どのようなアプリが作れるようになるのかというと、WWDCではカメラを通して現実のテーブルの上にコーヒーや花瓶、ライトを仮想的に表示させたり、
会場のテーブルの上に…
街を再現したり。テーブルの原型をとどめていないほど、リアルなグラフィックです。
もちろんARなので自分(iPhone/iPad)が動けば風景も変わります。動いている場面は以下のWWDC基調講演の動画(1:30:00〜)あたりから見られますよ。
ゲームの概念そのものも変えそうなAR、ARKitがリリースされたことによりiOSでもARアプリが次々とリリースされると考えられます。
しかし1つ残念なお知らせが。なんとARKitを使って作られたARアプリは「A9チップもしくはA10チップ」を搭載したiOSデバイスでないと使えないそうなんです…。
iOS 11そのものをインストールできるのはiPhone 5s以上ですが、ARKitはiPhone 6s以上(iPhone SE含む)でしか動かないとは…なんとも残念な話。対応端末は以下となっています。
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE
- iPad Pro(9.7インチ/10.5インチ/12.9インチ)
- iPad(第5世代)
一体どれだけARアプリがリリースされるかは分かりませんが、最新技術のアプリを使いたい!という方は、6s以上のデバイスを用意するしかないようですね…><