ボリューム満点の発表会となったWWDC2017。なかでも多くの人にとって身近なのはiOS 11でしょうか。
こちらの
【まとめ】iOS 11や新iMac、新製品の「HomePod」などが登場!3分で読めるWWDC 2017
にてiOS 11の新機能などをまとめましたが、それ以外にも細かな新機能・変更点などがまだまだたくさんありました。
ということで今回は、iOS 11のちょっと便利そうな機能をまとめてご紹介します!
標準アプリ
iOSアップデートのたびに変わってきましたが、今回も標準アプリには大きな変化が。
App Storeは超変化
App Storeアプリは特に見た目がガラッと変わります。
「Today」、「Games」、「Apps」のタブが新たに用意され、アプリの見つけやすさが重視されるとのこと。
アプリがランキングに入っている場合は個別ページ上でもランキング順位を表示したり、スクリーンショットの動画が増えるなど、細かな改良点もたくさん!
ランキングも大きく変わっているようです。
例えば無料ランキングに辿り着くまでの階層が深くなっている模様。これまでランキングを見てアプリをダウンロードしていた方は、チェックが面倒になるかもしれません。またランキングからのアプリダウンロード数が減るなど、開発・運営会社にも弊害が出る可能性だったあるかも?
iOS11のApp Storeで無料ゲームのランキングを見るまでがヤバイ。
「ゲーム」タブから「特集」→「新着ゲーム」→「レッツプレイ」→「有料ランキング」とスクロールさせてやっと「無料ランキング」のトップ3が出て、さらに「すべてを見る」を押さないと見れない。深すぎて死亡確定。 pic.twitter.com/RHXZxXgDLl— アップトーキョー (@AppTokyo) 2017年6月6日
QRコードが読み取れるようになるカメラアプリ、エフェクトが増えた写真アプリ
なかなか嬉しいのは、写真の容量が最大50%圧縮される仕様。
写真を送るときの通信量も減りますし、容量が少ないモデルのiPhoneを使っている方にとってもうれしいアップデートですね。
カメラアプリでQRコードを読み取ることができるようになったのも、地味に便利かもw
特別な操作はなく、ただカメラをQRコードにかざせばOKみたいです。
Un QR Code est automatiquement reconnu par l’application Appareil photo dans iOS 11 : pic.twitter.com/sFqQ5Gqf9Y
— Nicolas Lellouche (@LelloucheNico) 2017年6月5日
また写真の編集能力もアップ!
編集モードで動画をループ、バウンス(進んだり戻ったりする動画)の加工ができるように。また滝や夜景がきれいに見える「長時間露光」エフェクトも搭載されるとのこと。
iPhone Plusモデルでは、ポートレートの画質が良くなるそうです。
メッセージアプリで送金できる
大きな変化は、Apple Payを使って送金できるようになったこと。
割り勘代なんかを、指紋認証ひとつで簡単に送ることができるるようになります。
iCloud経由で、iPhone・Mac・iPadとメッセージ内容を同期させることが可能に。iPhoneで見たメッセージの返事をMacで打つ、なんてことができるわけですね。
マップアプリどうよ
ナビすると、車線案内や制限速度を知らせてくれるように。
またすでにGoogleマップではところどころで実施されていますが、Appleのマップアプリでも建物の階層表示に対応するそうです。ただし、毎度のことですが日本でいつ利用できるようになるかはわかりません…。
車での移動を自動的に検知して、iPhoneを運転モードにする「Do Not Disturb While Driving」モードも搭載されます。ながら運転を少しでも減らそうとするAppleの姿勢がうかがえますね。
コントロールセンター刷新!
めちゃくちゃ変わりました。
これまではWi-Fiなどの設定ON/OFFとミュージックコントローラーの2画面でしたが、iOS 11では1画面にまとまるように。左右にスワイプする必要がなくなり、操作性が向上しそうです!
コントロールセンターに表示する項目は選んでカスタマイズできる模様。ライトとか使わないよーって場合はOFFにしたり、省電力モードをよく使う場合はONにしてコントロールセンターに表示させたりできるみたい!
Customizable Control Center in #iOS11 🎉🎉🎉 pic.twitter.com/Fns36BVHqf
— Brandon Minnick (@BrandonXamarin) 2017年6月6日
賢くなるSiri
Siriさんも賢くなるんですって。AmazonのAlexaやGoogleアシスタントに一歩遅れをとっていると思われているSiriのアップデートは順当という感じですね。
特に質問を補完できるようになるのは期待できそう。ユーザーの位置情報や履歴をもとにして、知りたいことをしっかり答えてくれるようになるみたいです。
アップデートのたびに発音や声が人間らしくなってきたSiriさん、また一段と流ちょうになるそうです。こちらも楽しみ!
片手キーボードに期待
気になるのは片手入力モード。QuickTypeキーボードで地球アイコンを長押しするとキーボードが右手側に寄り、片手でも入力しやすくなるそうです。
ただし日本語のテンキーや左手入力に対応しているのかは今のところ不明。でもこれは対応して欲しい!
自動セットアップが便利そう
何気にすごいかも?
購入したばかりのiPhone、iPadを、これまで使っていたiOSデバイスかMacに近づけるだけで、個人設定や環境設定、iCloudキーチェーンのパスワードの多くを引き継げるのだとか。
AirDropみたいな仕組みなのかな…?とにかく新機種への引き継ぎがラクになります!
AirPodsをダブルタップで曲送りが可能に
これまではAirPodsのダブルタップで、「Siriを起動、再生/一時停止、オフ」のいずれかの操作を指定できました。
これに加えて曲送りも指定できるように。
対象はAirPodsユーザーのみですが…、ちょっと便利になりますよ!w
以上、ちょっと便利そうなiOS 11の機能でした。リリースの秋がまちどおしい!