こんにちわ、Hikaru Sanoです。
まもなく開催されるWWDC2017、特に基本基調が行われる1日目は毎回実況などが盛り上がりますね。
開催日が近づくにつれて有識者や専門家の議論は白熱していくワケですが、特にiOS 11における6つのポイントが彼らを興奮させているそうなので、ご紹介させていただきます。
iOSを次のレベルへ引き上げる機能
有識者らの議論によれば、WWDC2017の基本基調はiOS 11の刷新が一番の目玉となり、我々を驚かせるだろうとしています。
次期iPhoneやMacよりも興味を引くとされる、彼らの言うiOS 11における6つのポイントとはどのようなものなのでしょうか?
1.時代遅れのFaceTimeが再び光を取り戻す
2010年にFaceTimeが発表された時、「モバイル機器での信頼性の高いビデオ通話」というのはとても画期的でしたが、それ以降FaceTimeにはほとんど手がつけられず今や時代遅れのツールと化しています。
iOS 11ではFaceTimeが刷新され、グループ間でのビデオ通話機能が追加されるだろうと考えられているようです。
2.拡張されるSiri
iOS 10ではSiriがサードパーティアプリもサポートするようになったものの、未だ6つのアクションしか許可されていません。
しかしAmazonやGoogleが展開する音声アシスタントはこういった制限もなく自由展開されており、Siriもセキュリティ面の問題をクリアしてサードパーティアプリの全面サポートが期待されています。
3.iMessageによるP2P支払い
日本のメディアではあまり取り上げられていませんが、ユーザ同士がiMessageによってお互いに金銭のやりとりができるようになる特許が取得されており、これがApple Payなどと統合実装されると考えられています。
例えば飲み会で手持ちが足りず友人に支払いの全部ないし一部を肩代わりしてもらった場合、その代金をiMessageによるモバイル決済で即時返済する、といった事が可能になるというワケですね。
4.VR/AR/MR機能の実装
すでに各所で「iPhone 8のみに実装」に実装されると噂されている、AR/MR機能などの拡張現実機能がiOS 11で搭載されると考えられています。
AR/MR機能については特殊なカメラなどが必要な事から「iPhone 8のみに実装」されるのは仕方が無いですが、それ以前の機種でもiOSレベルで統合されたVR機能を利用できるようになると考えられているようです。
5.カスタマイズコントロールセンター
画面を下からスワイプする事で呼び出せるコントロールセンターですが、iOS 11ではこの機能の一部がユーザに解放され、好みの機能を登録できるようなると考えられています。
現状はiOSの標準アプリや設定の一部が登録されていますが、これを好きなアプリのショートカットや他の設定に変える事ができればかなり便利な機能になるでしょう。
6.デフォルトアプリの設定変更
例えばメールに添付されたURLはタップするとSafariで開く(長押しは除外)ようになっていますが、これはiOSがSafariをデフォルトのブラウザに指定しているから起こる動きです。
iOS 11では今まで固定で変更のできなかったデフォルトアプリを変更できるようになり、例えばGoogle Chromeをデフォルトブラウザにしたり、メールクライアントやTwitter・Facebookクライアントをサードパーティアプリに指定し直せる機能が実装されると考えられています。
まとめ
いかがでしたか?
筆者的には他のはどーでも良いので、「5.カスタマイズコントロールセンター」「6.デフォルトアプリの設定」はぜひ実装して欲しい機能だと感じました。
新しいデバイスに注目されがちなWWDCですが、今回はOSが革新的に刷新されるかも知れないとかなり期待が集まっているようですね。