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Siriと比べて分かった!Androidで日本語利用が始まった「Google アシスタント」の実力

iPhone

ども!ともぞうです。

ここ最近Googleが「Google Home」の年内日本リリースを発表したり、先日は「Google アシスタント」の日本語提供を開始したりと音声アシスタントが日本でも盛り上がりつつありますね。

そんな音声アシスタント、iPhoneにはおちゃめな回答が得意なSiriがある訳で、「Googleアシスタント」と何が違うのか実際に比べてみました。

比べて分かったGoogle アシスタントの実力、注目ですよ!

音声アシスタント搭載スピーカーの戦いがこれから始まる

本来の使い方よりも面白い回答で何かと話題になるSiriですが、実生活ではあまり使っていないという方が多いですよね。

そんな音声アシスタントですが、海外ではスマートスピーカー「Amazon Echo」に搭載されたAlexaが徐々にシェアを伸ばしていますし、

先日Googleが「Google アシスタント」を搭載した「Google Home」を年内には日本で発売すると発表して話題にもなっています。

そして来週に迫ったWWDC2017では、Appleが「Siri搭載のスピーカー」を発表するなんて噂も。

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ということで「家に置いておくスマートスピーカー」の座をかけた戦いがこれから始まるということになるのですが、気になるのはその違いですよね。

そこで現在日本語で使える「Siri」と「Google アシスタント」を比べてみて、何がどう違うのかその実力を比べてみました。

「Siri」 vs 「Google Assistant」 通常の質問では大きな差はなし

今回の比較にあたって、iOS版で日本語が使える「Google アシスタント」はまだリリースされていないので、以前より使えた「Allo」で見ていきます。

質問1. 天気

まずはスタンダードな質問で、「明日の天気」を聞いてみると…

はい、どちらも天気をちゃんと教えてくれました。まあこの辺はあたりまえっちゃあ当たり前。

質問2. 経路案内

続いては音声アシスタントで出来ることの1つとしてよくあがる経路案内。

今回は「馬車道駅から東京駅までの経路」を聞いてみると…

ちゃんとどちらも経路を教えてくれました。

ただし「Google アシスタント」は今から何分後の電車に乗れば…なんてところまで案内をしてくれる細やかさ。やりおる。

質問3. 周辺施設の検索

さてお次は経路案内に続いて、現在地の近くにあるお店を聞いてみます。

今回は「近くにある焼肉屋」を聞いてみると…

はい、どちらもマップの情報を元にちゃんとお店を教えてくれましたよ。

Siriの結果ではお店のレビューの★数まで見られるのがいいですね。

質問4. タイマーをセットする

4つ目の質問は、個人的にはSiriで一番使っている機能でもあるタイマー。カップラーメン作るときに便利なんですよw

ということで、「3分計って」と聞いてみると…

Siriはすんなりタイマーを開始したもの、残念ながら「Google アシスタント」は出来ない模様。

これは暫定的に使っている『Allo』だからなのかとも思ったのですが、アラームのセットなども試した結果、iOSの機能に関わる部分は「Google Assistant」が使えないからだと思われます。

他にもカレンダーに予定を追加なども試したのですが、『Allo』版ではこれも動かず…。

この辺りは実際に日本語対応の『Google Assistant』が出てみないと分からないのですが、おそらくはGoogle カレンダーに予定を追加ということはできるんじゃないかと。

この差は当たり前と言えば当たり前なのですが、iOSベースで動くSiriはiOSの基本機能までコントロールできるので、違いはそこだけということですね。

「Googel Assistant」の神髄は追加質問にあり

といいつつiPhoneユーザーが「Google アシスタント」を使えるようになっても、Siriのようにロック画面で起動もできませんし、iOSに依存する機能も使えません。

「じゃあiPhoneだったらSiriのほうが出来ることが多いんだね」って話で終わりかというと、実はそんな単純な話ではないんです。

今回初めてまともにを使ってみて分かったのですが、「Google アシスタント」が本当にすごいのは質問した後。

先ほどの「近くの焼き肉屋」を質問した例で見てみましょう。Siriを使っていた感覚だと、焼肉屋の検索結果が表示されて会話は終了なのですが…

「Google アシスタント」の場合は続けて「1つ目を見せて」と言うと、リストの先頭に表示されたお店の詳細が表示されるんです。

これ、ちゃんと会話として「1つ目」という言葉を前の質問の回答とつながっていると認識しているという証拠。

Siriだったら「“1つ目を見せて”をwebで検索した結果を表示します」ですからねw

さらにさっきの続きで「このお店までの行き方を教えて」と言えば、経路を案内してくれますし、

予約を取りたいと思って「電話番号を知りたい」と言えば、お店の電話番号が出てくるという寸法なんです。

きっとAndroidならそのまま電話を発信してくれるんでしょうね。

こうなるとまさに会話ですし、音声アシスタントだな〜って思いますよね。これがSiriとの決定的な違いと言えるんじゃないでしょうか。

まとめ

今まで音声アシスタントってそこまで極端な差はないと思っていたのですが、完全に認識不足でした。

このままだと間違いなくGoogle アシスタントのほうが本来の音声アシスタントに近いわけで、これにSiri有するAppleがどう動くのかも気になります。

来週にはWWDC2017もありますし「Appleが今後Siriをどう進化させていくのか」そんな点に注目して見てみるのも面白いかもしれませんね。

※今回の比較は『Allo』に組み込まれたGoogleアシスタントを使用しており、単体アプリとしてリリースされる『Googleアシスタント』と挙動が異なる可能性があります。

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