こんにちは、yumiです。
総務省の働きかけにより緩和された大手キャリアでのSIMロック解除。SIMロックが解除できればMVNOへの乗り換えが容易になるのはもちろんのこと、海外で現地のSIMを使うことができます。
海外旅行でiPhoneが使えれば、Googleマップや翻訳アプリなども利用でき便利になること間違いなし…なのですが、現地でSIMを借りるのはハードルが高そうな気も。
ということで今回は以前ご紹介した台湾に続き、タイでの利用方法をご紹介します!
タイでSIMを借りる
さっそく空港(タイのスワンナプーム空港)に到着したところから。入国審査を終えて出口を通ると、広々とした場所に出ます。
特に案内図はないのですが、ここから右に向かうとすぐに「Wi-Fi」や「4G」などと書かれた店舗がいくつか見えてきます。
スワンナプーム空港にはDTACやAISといったタイの主要な通信事業者の店舗があり、わたしが空港に到着したのは朝の5時頃だったのですが、空港は24時間営業ということでどの店舗もオープンしていましたよ。
今回わたしが借りたのはタイ最大手であるAISのSIM。AISのカウンターには英語で書かれたプラン表が置かれていました。細かく見てみると、
- 7日間(299バーツ):2.5GB(超えると384Kbpsの通信制限)・100バーツ分の通話/SMSが可能
- 10日間(449バーツ):3.5GB(超えると128Kbpsの通信制限)
- 30日間(549バーツ):4.5GB(超えると64Kbpsの通信制限)・50バーツ分の通話/SMSが可能
- 30日間(849バーツ):9GB(超えると128Kbpsの通信制限)・50バーツ分の通話/SMSが可能
- 30日間(1,049バーツ)15GB(超えると256kbpsの通信制限)・50バーツ分の通話/SMSが可能
- 30日間(1,849バーツ:24GB(超えると256kbpsの通信制限)・100バーツ分の通話/SMSが可能
と6つのプランが用意されています。
1バーツが3.2円なので、7日間のプランで約980円ぐらい。日本でWi-Fiルーターを借りてくるより確実に安いですね。
使いたいプランを指差せば店員さんが察してくれます。iPhoneをケースから外して渡しましょう(現地通貨で支払う必要があるので、先に円をバーツに変えておいてくださいね)。
設定などもすべてやってくれるので、難しいことはまったくありません。店員さんからiPhoneを渡されたらすぐに使うことができますよ。
ちなみに入替えた日本のSIMはこんな感じで用紙に貼り付けて渡してくれました。
タイは無料Wi-Fiの環境が日本より整っているようですが、観光客はパスポートの情報を入力したり1回の接続に時間制限があったりと面倒なところも。
もちろん無料で使えるのは大きなメリットですが、Wi-Fiがないところやいちいち登録するのが手間という方は断然SIMを借りるのがオススメです!
現地でSIMを借りる時の注意点
なんといってもSIMロックがかかっていると現地のSIMを利用することはできません。まずは現地に赴く前に日本でSIMロック解除の手続きをしていきましょう。
また、日本でMVNO(格安SIM)を利用していてiPhoneにMVNOのプロファイルがインストールされている方は、このプロファイルを削除してから現地のSIMを借りるのがベター。
iPhoneの設定アプリ→「一般」→「プロファイル」から削除できますよ。
プロファイルがインストールされたままだと、現地のSIMが正常に動かない場合があるそうです。ちなみに日本に帰る時は、
- 空港等でプロファイルを再度インストール
- SIMを入れ替える
とやっておけば、日本に到着してすぐにiPhoneを使うことができます。なのでSIMトレーを開けるピンを持っていくと安心ですね。
ということで海外で現地のSIMを使う〜タイ編〜をご紹介しました。今後、旅行や出張でタイに訪れる予定の方の参考になれば幸いです!
おまけ
タイではタクシーやトゥクトゥク(三輪タクシー)がいーっぱい走っていますが、ほぼ毎回と言っていいほど高い値段をふっかけられるのでご注意を…!
また、配車サービスの『Uber』も利用は可能ですが、本来タイ国内での使用がNGらしく警察に見つかると罰金となる可能性もあるそうなのでこちらもご注意ください。
おまけのおまけ
タイで一番美味しかったレストラン「ソンブーン」の「プーパッポンカリー(カニの卵とじ)」。
カニの味がめちゃくちゃ濃厚でめちゃくちゃ美味…!タイを訪れたらぜひ食べてみてください☆(ゝω・)v