こんにちわ、Hikaru Sanoです。
スマホや携帯電話などに広く使われて居るリチウムイオンバッテリー、エネルギー効率やコストは優れているものの、その性質から発火、爆発事件を幾度も起こしていますね。
この度スコットランドでは、少年がiPhone 7で火傷を負ったとニュースになっています。
発火等ではなく低温やけど
スコットランドに住む10代の少年はある日、ベッドで横になりながらiPhone 7でYouTubeを見ていました。
iPhoneは充電ケーブルを挿したままの状態で、バッテリー的には「YouTube再生による電力消費」と「充電」を同時に長時間行っていた事になります。
いつしか彼は眠ってしまいおよそ9時間後に起きる事になるのですが、どうやら眠っている間にiPhoneを右手で下敷きにしてしまっていた模様。
朝起きると彼の腕には、iPhoneと充電ケーブルの跡がくっきりと残っていたのです。
この画像だけ見ると「ただの跡だろ?」と思われるかも知れませんが、どうやら低温火傷を引き起こしていたようでヒリヒリとした痛みを常時伴っているそうです。
母親によれば少年は火傷部分を冷やすため、エンドウ豆の入った袋を一日中押し当てているんだとか。
低温火傷は45〜50℃の物に長時間触れ続けることで発生する火傷で、軽視されがちですがじわじわと肌とその内部組織が長時間火傷状態になるため、場合によっては組織が壊死してしまう事もあるんです。
少年のはどうやら軽度の症状なのでヒリヒリ痛みが続く程度で済みましたが、もし9時間ずっと腕に当たっていたら最悪重症にもなっていたでしょう。
充放電を長時間し続けたiPhoneのバッテリーが発熱し、iPhoneや充電ケーブルも同様に熱を持ってしまったんでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
少年はいつも寝る前にiPhoneを充電しながらYouTubeを見ていたそうで、予てから母親は「iPhoneを一晩中充電していてはダメ」と注意していたそうですが、このような結果になってしまいました。
スマホに限らずバッテリー搭載機器は充電中や使用中に発熱するものが多いので、低温火傷をしていしまいそうな使い方には十分注意しましょう。