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シンプルなデザインなのに多機能なIoTシャツが登場!…したけどツッコミどころ満載

周辺機器 (アクセサリ)
Kickstarter

こんにちはkimiです。

家電や自動車など、次々に広がる「IoT」のトレンド。その流れは衣服にも及んでいます。かみあぷでも過去にいくつか紹介しました。

本日紹介するのは様々なセンサーや仕掛けを搭載した「IoTシャツ」ぱっと見はシンプルなデザインにもかかわらず、実はいろいろな機能が搭載されています。さっそく紹介していきますね。

姿勢を正してくれたり、心拍数を測ったりできる「シャツ」

今回紹介するシャツ「10ELEVEN9」はこんなシンプルなデザイン。最新のテクノロジーが使われているにもかかわらず素っ気ないほどの見た目ですよね。

いくつかあるポケットに日常に必要なものが一通り入って、そのうち2つのポケットにはスキミング犯罪防止のためのセキュリティに対応しています。でもこれはまだ序の口。

デスクワークを続けて集中してくると、だんだん前かがみになってしまいますが、このシャツはアプリと連携して姿勢が悪くなってくると通知でおしらせしてくれます。シャツが通知するってすごい。

また、心拍数センサーをシャツにつけることで、心拍数をトラッキングし、シャツを着ている人がストレスを感じているとセンサーが判断すると、アプリで「休憩しなよ」と通知してくれます。

これまたすごい。まあ、姿勢制御も心拍数トラッキングもシャツに専用のセンサーを別途装着する必要があるんですけどね。

そして、このシャツにはカメラをさしておけるところがついており、袖のところをポン、と押すことで写真やビデオを撮影することが可能。撮りたいときにすぐ撮れますね。

8メガピクセルのWi-Fi対応広角カメラなので画質も問題なしです。まあ、シャツに別途専用のカメラを装着する必要があるんですけどね。

そしてデジタルカフスボタン。これをシャツに装着すると、タップやスワイプすることでBluetooth接続されたイヤホンの通話の音量調整ができ、着信メッセージを受信したときに振動や視覚的なフィードバックを受けることができます。

まあ、これもシャツに別途装着する必要があるんですけどね。

あれ?おかしいな…見た目はシンプルなシャツでいろいろな機能が使えると思ったら、シャツと連携して動く各種センサーがないとほとんど何もできないんじゃ…。

シャツ単体では何ができるのかはっきりとは書かれていないのですが、前述したようにスキミング犯罪防止のためのセキュリティポケットくらいは使えるみたい。

こういう衣服のIoTは洗えるのかが気になるところですが、洗濯やアイロンがけは問題ないとのことです。ただその時はカメラや心拍数センサーなどの外付けアクセサリーはきっと外すのでしょうね。

まだ「シャツ単体でバッチリIoT!」という段階まで行っていないのは残念ですが、そのうちバッテリーやセンサーの小型化が進み、もっと扱いやすい商品もきっと出てくるのでしょう。

ちなみに今回ご紹介したこの「10ELEVEN9」は現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金を募集中なんですが、149ユーロ(約18,600円)で手に入るのはスマートシャツのみ。

ご紹介した全部のオプションを使うには349ユーロ(約43,400円)と…うん、こういうハイテクシャツの普及はまだまだ先になりそうです。

それでも気になった方はこちらをチェックしてみてください。

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