ども!ともぞうです。
ここ最近音声アシスタント搭載のスマートスピーカーが海外では盛り上がってきていて、いつ日本にという流れでしたが、先陣を切るのはGoogleかもしれません。
本日、Googleは開催中の開発者向けイベントにて、音声アシスタント搭載の「Google home」を年内には日本で発売することを発表しました。
AppleもSiriスピーカーの開発をしているなんて話もありますが、これから本格的にスマートスピーカー戦争が始まりそうですね。
「Google Home」日本を含む6ヶ国で年内発売へ
音声アシスタント搭載のスマートスピーカーと言えば、Amazon EchoのAlexaを皮切りに海外では徐々に盛り上がりを見せてきています。
しかしながら対応言語が英語とドイツ語だけという状況で、日本語に対応して正式発売されるのはいつになるんだろうなどと思ってたんですよね。
そんなところで飛び込んできたのがGoogleの発表。現在開催中のGoogle I/Oで、現在米国のみでの販売だった「Google Home」を日本を含む6ヶ国で発売するとしたんです。
👋 Hello Canada, France, Germany, Australia and Japan #io17 pic.twitter.com/wZKwTV0JxV
— Made by Google (@madebygoogle) 2017年5月17日
「Google Home」はGoogleの音声アシスタント「Google Assistant」をベースにしたスマートスピーカー。
実際にどんなことが出来るのかというと、Googleアプリの「Ok,Google」がスピーカーで出来るようになったと思ってもらえばだいたいあってます。
Amazon Echoと違うのはChromecastをTVにつないでいれば、連動して天気や検索結果などをテレビに表示できるという点。
またハンズフリー通話にも対応していて、米国・カナダ限定ですが通話は無料でできるんだとか。これはうらやましい。
もちろん日本語対応で、発売は年内。価格は米国で129ドルなので、約1万4千円くらいになると予想されます。
と、ざっと説明してきたんですけど、実際問題あったら使う?と言われると微妙なんですよねw
現段階でも「Hey,Siri」に対応しているiPhoneなら、読み上げてはくれませんがハンズフリーで天気予報を調べたり、電話を掛けたりとか検索も出来る訳で。
それがスピーカーになってリビングにあったからって使わないですよね実際。自分の場合Siriで一番使うのってカップラーメン食べる時に「3分計って」くらいですからw
そういう意味では「Google Home」の場合は、Googleの一連のサービスとつながってるのでおそらくこれから重要と判断したメールが来たら教えてくれるとか、予定のリマインドとかこちらが話しかけなくてもしゃべってくれるとかになりそうな気もします。
そもそも自分も含め、イメージする音声アシスタントって朝アラームが鳴ってから、
アシスタント「おはようございます。今日の天気は晴れのち雨、最高気温は22度、最低気温は16度です。」
アシスタント「通勤に使う路線にて人身事故が発生した影響で電車に遅れています。いつもより20分ほど早く家をでたほうがいいですよ。」
アシスタント「今日の服装ですが、朝晩は昨日より気温が下がるので1枚多く着ていった方がいいでしょう。また夜は降水確率が80%となっているので、帰りが遅くなるようなら傘をもっていったほうがいいですよ。」
って、くらい先読みして案内してくれる奴なんですよね。使ってるデータ的には天気予報や路線の運行情報とかなのでやりようによっては出来る気もするんですけど。
後は翌日の朝早くから予定が入ってたら、前日の夜に「明日は朝XX時から予定が入っているので、そろそろ寝た方がいいですよ」ってアドバイスしてくれたりとかとか。
そういう意味ではGoogleはユーザー行動のデータって言う意味ではとんでもない量を持っている訳で、私たちがこんなこと出来たらいいなを実現するのに一番近い存在とも言えます。
って言ってもまだまだ、スマホで出来ることがスピーカーで出来るようになったっていうレベルなので、これからスマートスピーカーがどのような使われ方で私たちの生活に入ってくるか楽しみですね。
とりあえず「Google Home」の発売はまだ先ですが、搭載されるGoogleアシスタントは『Google Allo』というアプリで体験できるので、気になった方はお試しあれ。