こんにちわ、Hikaru Sanoです。
日本では基本的に賭博行為は法律で禁止されており、カジノのようなギャンブルを楽しみたい人は海外旅行の際に楽しんだりするケースが多いですね。
日本人でも国外での賭博行為は取り締まられていないワケですが、スマホで遊べる「海外サーバのオンラインカジノ」を利用している方は、今すぐ利用を中止した方が良いかも知れません。
海外サーバでも日本国内でプレイしたら犯罪?
日本では「賭博及び富くじに関する罪」という刑法で賭博が禁止されており、公営のもの(競馬など)や宝くじといったもの以外の賭け事は基本禁止されています。
これは国内での賭博行為を規制、罰する法律であり、例えば日本人が国外で賭博行為をしたとしても、それを罰する事はできません。
しかし昨年3月、「海外サーバのオンラインカジノ」を利用していた男性3人が、単純賭博罪の容疑で逮捕されます。
「賭博及び富くじに関する罪」は日本国内の賭博行為を禁じるもので、賭博行為の処理が海外サーバで行われているオンラインカジノは合法ないし、グレーゾーンと考えられていました。
彼らが利用していたのはイギリスの「スマートライブカジノ(別件で閉鎖済み)」というサービスで、特徴としては「日本語でやりとりが可能」で「開催時間が日本時間の夕方から深夜」である事。
イギリスのサービスなのですが、パッと見(日本語版は)日本人向けのサービスに見えるくらい充実しており、警察は「事実上日本に住む日本人へ向けてカジノが提供されている」と判断し、利用者の逮捕に踏み切ったものと考えられています。
今まで海外オンラインカジノをプレイできる場所を提供する「店舗型オンラインカジノ」の検挙は多数ありましたが、今回の件は利用客自身のPCやスマホでプレイする「無店舗型オンラインカジノ」の利用客のみの逮捕とあって、逮捕当時かなりニュースになりました。
ざっくり言えば、「国外サービスでも日本で利用すれば形態がどうであれ逮捕される」可能性が明確になったのですから、他の利用者も大変驚いた事が伺えます。
例え海外のサービスだとしても、日本国内でスマホでのオンラインカジノは中止するのが賢明と、現状は言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
結局この件は今年1月、逮捕された男性が不起訴を勝ち取って終息したそうですが、逮捕されたという事実は不変のものです。
不起訴を勝ち取れる可能性はあるものの、今後もプレイするだけで逮捕されてしまう可能性はあるので、プレイしている方は合法の賭博に変更するなりした方が良いのかも知れません。