こんにちは、yumiです。
LINEの通知を知らせてくれたり、ランニングした距離をはかったり、道順をナビゲートしてくれたり…スマートウォッチ界を牽引する存在のApple Watch。
今回はそんなApple Watchのおかげで「命が助かった」という男性が現れましたよ。一体どういうことなのか詳しく見てみましょう!
Apple Watchのおかげで命拾い
今月6日、米メリーランド州に住む22歳の大学生Casey Bennettさんは愛車のジープで事故にあってしまったそう。
他の車にぶつけられ、エアバックが飛び出すほど強い衝撃で車は上下逆さまの状態に…。
シートベルトをきちんと締めていたCaseyさんですが、緊急通報しようにも身動きがとれず、フロント部分に置いていたiPhoneはどこかに落ちてしまって見つからない…そんな時に思い出したのがいつも着けているApple Watchの存在だったそうです。
CaseyさんはApple Watchの緊急通報機能を使って911(日本の110番)にダイヤルし、助けを求めたのだとか。
Apple Watchの緊急通報機能は昨秋リリースされたwatchOS 3で追加され、サイドボタンを長押しするとこのように
- 電源オフ
- メディカルID
- 緊急SOS
という選択肢が表示されます。
そのまま長押しし続ける、もしくは「緊急SOS」をスライドさせると各緊急通報先が表示され、タップすることによりダイヤルが可能(※iPhoneが近くにあることが前提)。
Caseyさんは「自分が通報しなくても、誰かがしてくれていただろうと思う。でも救助が来るか分からない状態だったから、(緊急通報先の)人と話しているというだけで安心できた」と語っています。
なかなか日本では普及が進まないApple Watchですが、レアなケースとは言え今回のCaseyさんのような事故に万が一あってしまったら…と考えると、身につけておくと安心だなと思いますね。
事故で負ったケガは約2週間後に回復。CaseyさんがAppleのティム・クックCEOに「Apple Watchのおかげで助かった」と手紙を送ったところ「無事で本当に良かった」と返答をもらったそうですよ。