こんにちわ、Hikaru Sanoです。
iOSユーザにとってはOSレベルで統合されていて使い易いiCloud、利用している方も多いかと思います。
そんなiCloudのストレージサービスが一部一時的に使えなくなったそうですが、一体何があったのでしょうか?
料金や容量変更の予兆?
アプリデータや写真、バックアップ情報などを端末そのものからまるっと保存できるiCloud、なんと先日iPhoneやiPad、Macから一部のユーザがストレージに全くアクセスできなくなるという事態が発生しました。
対象は「50GB」「200GB」の有料プランを利用していたユーザで、情報へのアクセスを試みると「ストレージが見つかりませんでした」というメッセージが表示されたとの事。
他の「5GB」「1TB」「2TB」は全く問題なく使えたようで、「50GB」「200GB」のユーザのみが利用できなくなるというのは、かなり不思議な現象ですね。
iCloudそのものの問題であれば全てのプランに影響が出そうなもんですが、2つのプランにだけ影響するというのは人為的な何かを感じます。
一時的に利用できなくなったのは日本時間の4月20日07:38〜10:01で、およそ2時間半で元に戻っています。
Appleでは公式何が起きたのかのアナウンスはされておらず、システム状況というページでとりあえずiCloudが正常に動作している事を確認する事しかできません。
今回の件は何らかのサーバーエラーとも考えられますが、それにしてはユーザが限定されすぎています。
実際に障害が発生している時にiCloudの「さらに容量を購入」を確認すると、「50GB」「200GB」のプランそのものが表示から無くなっており、「5GB」「1TB」「2TB」の3つだけが表示されていたそうです。
この状況と昨年からサブスクリプション(月間契約)収益増収に努めているAppleの姿勢から見て、もしかしたらストレージプランそのものの見直しが進められている可能性がかなり高いと考えられます。
サーバ管理者ないしiCloud部門で働く人が、iCloudのストレージプランに関する新しいファイルを、間違って現在利用できない状態で上書きしてしまったのかも知れません。
まとめ
いかがでしたか?
2時間半の出来事ではありますが、iCloudの「50GB」「200GB」ユーザで「ストレージが見つかりませんでした」と表示された人は、相当焦ったと思います。
想像したくはないですがiCloudも絶対にデータが消失しないという保証は無いので、心配な人はPCや外部ストレージなど複数の場所に同じデータを置く様にした方が安心できるのではないでしょうか。