こんにちは、yumiです。
大手キャリアに回線を借り、ユーザーに安価な通信を提供するMVNO(格安SIM)。月額料金が半分〜3分の1程度になることからユーザー数も徐々に増えてきているようです。
しかしユーザー数の増加により、トラブル相談件数も増えているようで…。
ユーザー数の増加に伴い、トラブルも増加
国民生活センターによるとMVNOユーザーが増加したことにより、寄せられる相談件数も急増しているようです。
2011年、12年は20件ほどでしたが、13年から徐々に増えはじめ14年は139件、15年は380件、そして16年は1,045件だったとのこと。
一体どのような相談が多かったのか、事例は以下。
- 問合せ窓口が繋がりにくい
- 端末の修理中、代替え機の貸し出しサービスがない
- キャリアのメールアドレスが使えない
- 自分が持っている端末では契約したSIMが使えなかった
- SIMカードの発送から数日待たないと使えなかった
上記の事例は大手キャリアならば起きない(起きづらい)ですが、実店舗を持たない事業者も多いMVNOでは自分できちんと調べてから契約しないと、トラブルも起きやすくなってしまいます。
例えば上記のトラブルの場合は、
- 問合せ窓口が繋がりにくい→実店舗を持つMVNOを選ぶ
- 端末の修理中、代替え機の貸し出しサービスがない→貸し出しサービスがあるMVNOを選ぶ
- キャリアのメールアドレスが使えない→Gmailなどを利用する
- 自分が持っている端末では契約したSIMが使えなかった→SIMロックの有無を確かめる
- SIMカードの発送から数日待たないと使えなかった→すぐに使えるMVNOを選ぶ
など、事前に調べていれば回避可能。
MVNO事業者は500社以上あるので、自分が求めているサービスを提供しているMVNOを探すのは大変ですが、後々トラブルにあわないためにはある程度MVNOを理解し、入念にサービス内容をチェックする必要があります。
国民生活センターではアドバイスとして
- 自分の現在の利用状況を把握した上で、ホームページやパンフレット等でMVNOが提供しているサービスを確認する
- 今まで使っていたスマートフォン等の端末を引き続き使えるかどうか確認する
- 中古端末を購入する場合、「ネットワーク利用制限」対象の端末ではないか確認する
- 格安スマホ会社の回線を利用するための手続きと、利用開始日を確認する
- トラブルになった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談する
といったポイントを挙げていますよ。
また、かみあぷでもMVNOについて何度かご紹介しているので、乗り換えを考えている方はぜひ参考にしてみてください!