こんにちわ、Hikaru Sanoです。
シェアは世界トップレベルであるものの、正直成功しているとは言い難いApple Watch、もしかしたら必携の時代が来るかも知れないと識者の間で囁かれ始めています。
その根拠は「Appleが秘密裏に進めている研究開発」にあるそうですが、一体どんなものを研究開発しているのでしょうか?
皮膚を物理的に突破せず正確な血糖値を
先日Appleは、現キャンパスビルからそう遠くない場所で働いている、医療技術チームを雇いました。
Appleが「医療技術」関連の人間を雇うとすれば、例えばiPhoneの『ヘルスケア』のようなソフトウェアの開発が予想されるのですが、どうやら今回の行動はハードウェアレベルでの問題である事が専門家3人によって語られているそうです。
専門家らによれば、故スティーブ・ジョブズが発案するも自身で指揮を執る事ができなかった、「皮膚を突破せずに正確な血糖値を測る」方法を研究、開発しているとの事。
「皮膚を突破せずに正確な血糖値を測る」なんてスゴイ事なの?と思うでしょうが、もしそんな事ができれば医療業界は激震間違いなし、「生命科学の『聖杯』となる」とまで言われています。
現在血糖値を正確に測るためには、血液を採取解析するか、尿を採取解析する方法(糖尿病患者に限る)しかありません。
個人で利用出来る『血糖測定器』の場合は、「穿刺針(せんしばり)」と呼ばれる針で指を刺し、出てきた血液を計測用のチップに付着させる必要があります。
医療機関では当然、採血してその血液を専用の計器で解析する事になるので、どちらにしても「皮膚を突破」し「血液を直接判定」する事が最低条件であり、皮膚を傷つけずに血糖値を測る事は現在の医学、科学では不可能な状態です。
そんな中Appleは「血糖値を光センサーで解析する方法」を研究開発し、Apple Watchに組み込もうとしていると言われており、過去に取得された関連特許からも「最低でも5年以上研究している」事が確認されています。
もしそのような機能がApple Watchに搭載されれば、世界で推定4億人はいるとされる糖尿病患者にアプローチする事が可能です。
Appleが「生命科学の聖杯」を完成させ、Apple Watchが「必携」になる時代がすぐそこまで来ているのかも知れませんよ。
まとめ
いかがでしたか?
日本に限っても糖尿病患者は300万人以上いると言われており、皮膚を突破せず常時血糖値を図れる装置が登場すればものすごい勢いで普及する事が予想されています。
一般にはなかなか売れにくかったApple Watch、もしこの技術が確立、搭載されたらAppleの「成功したデバイス」に数えられる日も来るかも知れませんね。