こんにちわ、Hikaru Sanoです。
なんとなく負のイメージが強いドローン、プライバシー問題や航空法のアレコレを除けば空撮といった特殊な撮影等ができ、写真撮影などが好きな人にとっては大変魅力的なアイテムです。
この度Appleはそんなドローンについて、とあるドローン企業とのパートナーシップ販売を発表しました。
折りたたみ式のカーボン製ドローン
Appleがパートナーシップ販売を発表したのは、Zero Zero Robotics社の『Hover Camera Passport』。
外装の基本素材がカーボンファイバーで折りたたみ式、特徴的な形状と携帯性からドローン業界では注目を集めていた商品です。
総重量は242gと非常に軽量ながらもカーボンファイバー素材による強度を確保、最大時速27kmで飛行でき4Kビデオ対応の13MPカメラを搭載。
Appleとのパートナーシップにより、Apple製ビデオ編集ソフトの『Final Cut Pro』や『iMovie』に対応、シームレスに写真や動画の取り出し、編集、シェアできる事が売りとなっています。
なんとこのドローンはApple Storeでデモ体験でき、お店で飛ばしてみたり実際の撮影具合を見たり、操作アプリの使用感などを確認してから購入できるという親切対応も特徴の1つ。
およそ500ドル(約5万5千円)という高価な買い物だからこそ、体験してから購入したいというユーザの願いを反映した販売方法になっています。
しかし残念な事に、現状販売はなんとアメリカ、カナダ、中国、香港、イギリスに限られており、デモ体験できるのは世界でたった42店舗との事。
デモ体験については「専用のショップ研修」が済み次第順次拡大するそうで、いずれ全ての店舗で体験できるようになるそうですが、日本での販売などについては何も書かれていませんでした…。
日本国内ではドローンを飛ばす事自体に問題(プライバシー問題・航空法・電柱電線の多さなど)が多く、世間的にも負のイメージが強い事から販売台数の見込みが付かず、販売は見送られてしまったのかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたか?
Apple製品との親和性が高く、Apple Storeで体験してから購入できるという事もあって注目を集める『Hover Camera Passport』。
ぜひとも日本でデモ体験、販売して欲しいところですが、日本のドローンのイメージ自体が変わらないと難しいんでしょうね…(公式HPから個人で買う事は可能です)。