ども!ともぞうです。
ファイルシステム変更や特に目立った新機能の追加もないこともあり、iOS 10.3へのアップデートはまだ様子見されている方も多いですよね。
そしてiOSのアップデートと言うと気になるがバッテリー持ちなどへの影響ですが、iOS10.2.1と10.3でどの程度違うのかを検証した動画が公開されていたのでご紹介します。
ファイルシステムの変更がどの程度、バッテリーに影響するのか注目ですよ!
同じ端末でiOS10.2.1と10.3のバッテリー持ちを検証
iOS 10.2.1のアップデートで、Appleはこっそりと残量があるのに突然落ちる問題に対応していて、約8割の端末が改善したとお伝えしていました。
これでバッテリーに関する問題は落ち着いたかなーと思っていたのですが、相変わらず…という人も居て今回のiOS 10.3ではどうなのか気になっている人も多いですよね。
またファイルシステム変更という大きな内容が含まれているだけに、バッテリー持ちにも影響があるんじゃないかと様子見しているという方もいるでしょう。
Twitter上でもiOS 10.3にした方の反応も見てもまちまちで、バッテリー持ちが改善したという人も居る一方、
だけどiOS 10.3にしたらバッテリー激ヘリ減少治った
— YUKAR3N (@Karen_Complex) 2017年3月28日
iOS 10.3にアップデートしたら、バッテリーの減りが早くなったという声も上がっています。
iOS 10.3にして、やけにバッテリーの減りが早い気がする。
— swk623 a.k.a mario (@swk623) 2017年3月30日
んー、気のせいかもしれないけれど、iOS 10.3 になってバッテリーの消費量、上がったかも?
確証はないけれど、なんかいつもと同じ事してるのにバッテリーの消費が速い気がする
— NANJI Kazunori (@torotiti) 2017年3月29日
当然使っている端末や使い方によってもバッテリーのへたり具合が違うので一概にその影響を計るのは難しい訳ですが、同一の端末でiOS 10.2.1と10.3でバッテリー持ちがどれだけ違うか検証している動画があったのでご紹介したいと思います。
比較動画を上げているのは「iAppleBytes」という方で、ベンチマークアプリを使いアップデート前後での計測を実施。
端末はiPhone 5、5s、6、6sの4台を用意して、まずはiOS 10.2.1でベンチマークアプリを使ってバッテリー持続時間を計測していきます。
結果はこちらですが、比較しないと分からないのでとりあえずこんなものとしておきましょう。
続いてそのままそれぞれのiPhoneをiOS 10.3にアップデート。
そして先ほどと同じようにベンチマークアプリで計測した結果がこちら。
先ほどのiOS 10.2.1と10.3の結果を並べてみると…おお、微妙ですが10.3のほうが持続時間は短いという結果になりました。
ちょっとこれだと分かりにくいので、表にまとめてその差を計算してみるとこのような形になりました。
残念ながらiOS 10.3のほうが若干、バッテリー持ちは悪くなると言う結果に。と言ってもその差は最大で4分なので、気にするほどでもないのかなーというのが正直な感想です。
ファイルシステム変更でもっと良くも悪くも影響がありえると思ったのですが、これならそこまで神経質になる必要はなさそうですね。
ちなみに私はリリース直後にiPhone 7をアップデートして使っていますが、体感的にバッテリー持ちが悪化したという印象は特にないですが、皆さんはいかがですか?