ども!ともぞうです。
本日未明にリリースされたiOS 10.3ですが、ファイルシステムの変更があるのでもう少し様子見…という方も多いですよね。
そんなiOS10.3ですが、ファイルシステムが新しくなった影響なのかアップデートで空き容量が増えたり、動作が軽くなるという話があったので実際に調べてみました。
まだリリースされたばかりですぐにはアプデしない方も、こんなメリットもあるということは知っておいて下さいね!
iOS10.3へのアプデ前後で使用可能容量を確認した結果
まず最初に確認したのはiOS 10.3へのアップデートでiPhoneの使用可能容量が増えるという話。
アップデートで使用容量が増えるって言うのはなんとも不思議な感じがするのですが、さっそく調べてみることに。こちらがアプデ前のiOS 10.2.1の使用可能容量。
アップデートする前は54.76GBとなっています。
この端末をiOS10.3にアップデートした後に、使用可能容量を見てみると…57.88GBに増えてる!
計算してみるとその差は3.21GB。なんで増えたんだろうなーとよく見てみると、容量という項目が増えているんです。
ということはiOSが占めていた容量がファイルシステム変更により3.21GB減って、結果として使用可能な容量が増えたというのが答えのようです。
ということは、端末などにあまり左右されず誰でもこれに近い容量分、アップデートすることで空き容量が増えるということですね。これはうれしい。
さて続いては動作速度が速くなる…という件について見ていきますよ。
まずは起動時間でリンゴマークが出てから、パスコード入力までの時間で比べてみると…
- iOS 10.2.1 : 25秒
- iOS 10.3 : 20秒
とりあえず1回の比較なのであくまで目安ですが、iOS10.3のほうが早くなってる!
続いては以前、iPhone 6sと7の動作比較でも使った、3Dバリバリのゲーム『アスファルト8』の起動からゲームセンターの表示が出るまでを比べてみると…
- iOS 10.2.1 : 5秒
- iOS 10.3 : 5秒
0コンマ以下まで計れなかったのであくまでざっくりした比較ですが、こちらは明確な差は出ず。
ということで、駆け足のざっくり検証でしたが、ファイルシステムの変更で起動時間は早くなっているのは分かりましたがアプリに関しては確認できるほどではなかったという結果に。
ただこれは体感的にはなってしまうのですが、実際に触ってる感じではアプリの起動など若干早くなっているような気がするんですけどね…あくまで個人的な感想ですが。
という訳で、ファイルシステムの変更でどうしても躊躇しがちなiOS 10.3ですが、こんなメリットもあるよーというご紹介でした。
もしアップデートしようかなと思ったらかならずバックアップした上で、アップデート処理にも時間が掛かるので余裕を持って実施して下さいね。