こんにちわ、Hikaru Sanoです。
スマホ会社が自社スマホ専用のVRヘッドマウントディスプレイを2015年ごろからリリースさせていますが、もしかしたらApple製のヘッドマウントディスプレイがリリースされるかも知れません。
Appleが2008年から一部継続出願(追記のような申請)を続けていたヘッドマウントディスプレイの特許を、ついに取得する事となりました。
ゴーグル型ではなくメガネ型か?
スマホをドッキングできるヘッドマウントディスプレイと言えば、ゴーグルタイプで結構ゴツいイメージがありますよね?
代表的なものでSAMSUNGの「Galaxy Gear VR」が有名で、日本でも「Galaxy S7 edge」を購入した人にプレゼントするキャンペーンが行われ、スマホをドッキングできるタイプでは一番シェアのある機器かと思います。
今回Appleが取得した特許はこのようなゴツいタイプではなく、どうやらメガネの延長のようなデザインになりそうなんです。
特許画像を見てみると比較的薄型で、視界部分全体を覆う他のヘッドマウントディスプレイに見られるパーツは見られません。
また各所に様々な機能が盛り込まれており、外部にボリュームコントローラやカメラ、テンプル(アーム)部分にはヘッドフォン、スマホ格納部分には冷却装置まで搭載されています。
この特許は2008年から数回追記のような形で機能を追加されたモノで、今回の追加申請でさらに「外部ボタンとタッチコントロールによる端末操作」機能が盛り込まれました。
遠隔操作を可能とするコントローラーも用意されており、タッチコントロールも可能という事からほぼいつも通りのiPhone操作ができるものと考えられます。
一般的なヘッドマウントディスプレイが「VRが見られる」事に注力しているのに対し、Appleのはどちらかと言うと「スマホをそのまま使える」よう工夫しているような構造ですね。
次期iPhoneにはVRやMRといった要素の盛込みも各所で噂されており、2008年から研究されているヘッドマウントディスプレイの同時リリースはかなり濃厚かと考えられています。
またこのタイミングで他に35個もの特許を同時取得しており、Appleが次期iPhoneにかなり新機能を盛り込んでくるのはほぼ確実と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
この特許の出願を開始したのは2008年「日本でiPhone 3Gが発売された年」であり、その頃からAppleがこういったデバイスの開発をしていたのは驚きですね(未だ投入されてはいませんが)。
一気に合計36個もの特許を取得したAppleは、今年スマホ業界に畳み掛けるように様々な技術を投入するのかも知れません。