こんにちはkimiです。
トイレやペットの首輪、妊娠検査薬など、あらゆるものにセンサーが搭載されてIoT化してきた今日この頃。
もう何が出てきてももうあまり驚きませんが、あのリーバイスとGoogleという有名な企業がコラボしてスマホにつながるジャケットが発表されました。
いわば「スマートジャケット」ともいうべきこの商品。いったいどのようにスマホと繋がってどういう機能があるのでしょうか?早速紹介します!
ジャケットの袖をスイッとしてスマホを操作
2015年に開催されたGoogleのイベント「Google I/O」で、すでに布地にタッチコントローラを埋め込むプロダクトが発表されていたのですが、今年の春、2年越しに実際の商品として発売されることになりました。
発売されることになったのは、自転車等に乗っている状態でスマートフォンを操作できるジャケット。袖のところの布地にセンサーが仕込まれていて、スイッとなでることで操作できます。
布地の下にセンサーを忍ばせているのではなく、布地にセンサーを織り込んでいるのがこの技術のすごいところ。まずはこちらのをご覧ください。
動画内でも出てきますが、袖の部分をなでることで布地のセンサーがBluetoothでスマホと連携し、様々な操作ができます。例えば、なでる方向などによって
- あらかじめ行き先をスマホで登録することで行き先案内
- 走行中に近くの場所について案内
- 音楽の再生
- 音量調整
- 電話の応対
などができるようですね。スマホからの情報はイヤホンから音声で届きます。
あくまでスマホの補助的な機能にとどまるようですが、スマートウォッチとは異なり画面を一切見ずにスマホを操作できるので、動画内のように自転車などを運転中にも使えるよって言う紹介になっています。
ただ残念なことに日本だと「道路交通法」の関係で、イヤホンをしながらの運転は「安全義務違反」になる可能性があるんですよね。
そんな訳で日本では自転車に乗りながら機能を使うことはできませんが、徒歩でも歩きスマホ防止という意味ではこういうスマートジャケットは意味がありそうです。
このジャケットはこの秋350ドル(約4万円)で販売されるとのこと。はたして4万も出してスマホと連動できるジャケットがほしいかと言われれば微妙なところですが、一度はどんなものか試してみたいものですね。
このGoogleの布地にセンサーを縫い込む技術「Project Jacquard」についてはこちらのサイトも参考になりますよ。