こんばんは、yumiです。
多くのAppleファンやiPhoneユーザーから期待が集まっている「10周年記念モデルのiPhone」。
これまでさまざまなリーク情報や噂をご紹介してきましたが、ここに来て「iPhone 8はまだ開発段階で、最終的な仕様は全く決まっていない」というニュースが入ってきました。
プレミアムモデルについての噂を振り返ってみる
iPhoneが世に誕生してから10年を記念した「特別なiPhone」が今年登場する…この点に関して世間ではすでに「周知の事実」のように語られていますよね。
「もし特別なiPhoneが出ない」なんてことになればAppleの株価がガクンと落ちることは目に見えていますし、これはもはや確定と言ってもいいでしょう。
しかしその仕様については未だ開発段階で、筐体の素材(ガラスやアルミなど)すらも決まっていないとのこと。
Macお宝鑑定団Blogは台湾サプライヤーから得た情報として
- iPhone 8の名称は「iPhone Edition」
- iPhone Editionのプロトタイプモデルは複数存在する
- 技術確認テストと並行して現在も開発が続けられている
と明かしています。
そのプロトタイプモデルはガラス筐体のもの、アルミ筐体のもの、ホームボタンが有るもの、ホームボタンが無いもの、とさまざまなんだそうですよ。
OLEDディスプレイでさえもまだ確定ではないようで…決まっていることは
- 5インチディスプレイ
- デュアルカメラ
- ワイヤレス充電機能
- Lightningコネクタ仕様
の4点のみなんだとか。
ではなぜ開発段階の仕様が、こんなにもリークされるのか?Macお宝鑑定団Blogはその理由について、
- 正式モデルが決まった段階で部品調達をすると製造が遅れる
- だから技術確認テストまで進んだプロトタイプについては、どのくらいの部品数が調達できるか調査を行っている
- その調査が一部のアナリストに伝わる
としています。例えばですが、簡単に言えば
- Apple「iPhone 8にOLEDディスプレイ搭載しようかと考えてるんだけど、何個ぐらい作れそう?」
- サムスン「う〜ん。このぐらいですかねぇ」
- サムスン「あ、こないだAppleにOLEDディスプレイについて聞かれたよ」
- アナリスト「まじすか!てことは次期iPhone、OLED搭載されるんじゃね?ねぇ、みんな聞いてー!」
ということですね(あくまで例え話です)。
そもそもプレミアムモデルの噂が流れ始めたのは2016年9月。なんとiPhone 7発売からわずか10日後でした。その時点で、
- 本体はガラス製でベゼルがなくなる
- OLEDディスプレイが採用される
- Touch IDやFaceTimeカメラもディスプレイに組み込まれる
- ホームボタン廃止
- ワイヤレス充電が可能に
- 虹彩もしくは顔認証システムを導入
と、今まさに次々とリークされている仕様がすでに噂されていたんです(その時の記事がこちら)。
となるとiPhone 8の開発はiPhone 7発表前から進められており、現在もまだその状態ということに。AppleがiPhone 8に相当力を入れているのが分かりますね…!
「例年では9月発売なんだし、3月の時点ではまだ開発段階でもおかしくないでしょ」と思う方もいると思いますが、2016年に発売されたiPhone 7の場合は、
- 2015年10月17日:防水化について伝えられる
- 2015年11月29日:ヘッドホン端子を廃止する可能性が伝えられる
- 2016年1月28日:iPhone 7 Plusにデュアルレンズ搭載と伝えられる
- 2016年3月14日:実機とされる画像がリークされる
と3月の時点で画像がリークされ、それもほぼ本物と言っていいものでした。
ということは、例年通りであればそろそろ画像がリークされ始める頃。
もしも今月中に1枚も画像が出てこないとすれば、先日「iPhone 8の発売は10月以降」と報じられた通り、発売日の延期がかなり濃厚となりそうです。
延期はあまりうれしくないニュースですが、Appleがアニバーサリーイヤーに相応しいiPhoneを作ろうとしていると考えると今から楽しみになってきますね…!