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次期iPhoneは発熱しやすい?Appleが排熱機能を搭載したiPhoneケースの特許取得

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Patently Apple

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

色々と噂されている次期iPhone、残念ながら「使用中に熱くなってしまう」事については以前の端末と比べて大差ないか、あるいはより発熱しやすくなっているかも知れません。

この度Appleは、「排熱を目的としたiPhoneケース」の特許を取得しました。

3層構造の排熱ケース

今回Appleが取得した特許「排熱を目的としたiPhoneケース」は、3層構造でiPhone本体の熱を逃がす専用ケース。

熱を逃がす機構については1層目の「熱伝導フィーチャ」と呼ばれる固体が利用され、ヒートシンクやファンといった従来の常識の放熱方法ではないようです。

「熱伝導フィーチャ」は常温で固体の素材なのですが、iPhone背面の熱をある程度受けることで液体化します。

液体化するといっても素材がむき出し状態ではないので、iPhoneに直接液体が付着するといった事はない模様。

2層目の「熱伝導フィーチャ」部分には穴が設けられており、iPhoneから発せられた熱が「熱伝導フィーチャ」→「2層目の穴」に運ばれます。

そして3層目はシリコン製の多孔(すごく細かいメッシュのような状態)状になっており、2層目の穴に排出された熱を外気に逃がす仕組みに。

iPhoneはメモリを多く使うアプリを長時間使うと、かなり発熱してパフォーマンスが大幅に低下する事が確認されています。

現状の技術ではiPhoneに(Appleが納得する形で)排熱機構を組み込む事ができないので、専用のケースを考案・特許出願したというワケですね。

この特許取得を考えると次期iPhoneも発熱問題はそのままなんでしょうが、こういった公式の排熱ケースが同時発売されるなら、iPhoneが熱くなってパフォーマンスが低下する問題は解決できるのかも知れません。

まとめ

いかがでしたか?

ユニークなガジェットで、冷却ファンを搭載したゲームパッドなんかが他社からリリースされていますが、純粋なケース型で排熱機構を設けたものはほとんど無いかと思います。

お値段が気になるところではありますが、iPhoneの発熱問題が解決できるならこういった公式ケースを合わせて買うのもアリかも知れませんね。

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