こんにちわ、Hikaru Sanoです。
唐突ですが皆さんは、「デジタル遺品」という言葉をご存知ですか?
簡単に言えば、スマホやPCなんかの「死後に残されたアレな画像・動画」とかのデータを指すのですが、それらに関するガチな会議「恥しいデジタル遺品を隠しきる作戦会議」が先日開催されたようです。
恥しいデジタル遺品を隠しきる作戦会議
「死後に残されたアレな画像・動画」とかのデータをどうにかする、「生きているうちにできる対処法」を紹介するトークイベント「恥しいデジタル遺品を隠しきる作戦会議」。
一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシーの理事を務める、古田雄介さんが講師を務め開催されたそうです。
この会議では「デジタル遺品」の例を挙げつつ、隠したい側(本人)と知りたい側(遺族)両者の立場を考えながら対策を説明。
「デジタル遺品」と聞くと「アレな画像・動画」が入った「デバイス」を真っ先に思いつくと思うのですが、他にも「ネット銀行情報」や「SNS・ブログアカウント情報」、「各種購入履歴」や「メールなどの通信履歴」など思った以上に多岐に渡るようです。
会議では「鉄壁隠蔽作戦」「開放特区作戦」「ハイブリッド作戦」の3つの手法が紹介されました。
それはいかにして「隠したいもの」を遺族に「死んでも確認させない」か、あるいは「必要な情報を開示して注意を逸らす」、またはその両方を複合しより確実に守る、というものです。
もちろん完璧に全てを思い通りに運べるというワケではないようで、意図せず知られてしまったり、または売りに出されて第三者にバレる可能性も説明されました。
またセキュリティ系の隠蔽に関しては「長期戦に弱い」という点を挙げ、死亡直後に突破できなくても5〜10年後には簡単に突破、暴かれてしまうかも知れないと説明。
イベント後半ではテクニカルライターの高橋敏也さんが登壇、自身のエピソードを交えつつデジタル遺品にとって「クラウドの利用」がいかに危険であるかも説明されました。
トーク全容については下記、デジタル遺品研究会ルクシーHPの「レポート記事」から確認できるようになっています。
まとめ
いかがでしたか?
実際スマホ1つとっても、自分以外の人間に見られたくない情報はかなりの量があると思います。
自分の葬式で「実は〇〇趣味だった」「SNSでネカマしてた」「PCから信じられない量のエロ画像が…」なんて言われないよう、色々対策が必要な時代が来ているのかも知れませんね…。