こんにちわ、Hikaru Sanoです。
常態化する歩きスマホ、これが原因でトラブルや事故なども発生しており、今や世界単位での問題となっていますね。
そんな歩きスマホでの事故を減らすため、オランダで新しいタイプの信号灯が開発・実験されているようです。
地面の信号灯『+Lichtlijn』
世界中で問題になっている歩きスマホ、「スマートフォンゾンビ」なんて言葉も生まれ、いかに愚かしい行為であるかを拡散しているのですが、一向に減る動きはありませんね。
オランダのボーデグラヴェンではどうやら、「歩きスマホを減らす」のではなく「歩きスマホによる事故を減らす」動きにシフトしているようです。
歩きスマホでの重大な事故といえば交通事故、主に前方不注意による信号誤認で赤信号の歩道を歩き出す事で引き起こされます。
そこでボーデグラヴェン自治体は、地面に埋まったライン状の信号機『+Lichtlijn(プラスライトライン)』を開発しました。
これは既存の信号機に連動する形で点灯する仕組みで、信号が赤なら赤に、信号が青なら青に地面のラインが発光するというもの。
例えスマホの画面を注視していても、スマホ枠外の光の色は間違えないだろう、という着想から作られています。
現在はボーデグラヴェンにある3つの学校の近くの交差点に設置され、試験運用されているとの事。
自治体の評議員であるキース・オスカム氏は、「この(歩きスマホによる事故増加)傾向を簡単に変える事はできないが、我々はいずれそれが叶うと思いたい」と話しているそうです。
「歩きスマホを撲滅」するのではなく、「とにかく事故を減らしたい」という思いから作られた『+Lichtlijn』、導入によって事故が減ると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
歩きスマホを減らすのが元から断つという意味でもっとも有効的ですが、現実にそれを行う手立ては開発されていません。
歩きスマホを減らす動きに直接繋がるワケではないですが、歩きスマホによる事故を減らすこの取り組みは、非常に素晴らしい考えであると言えますね。