こんにちはkimiです。
以前から何度かお伝えしているApple StoreからのiPhoneの盗難事件。
数年前になりますが日本でも大量のiPhoneが盗まれたことがありました。小さなものなのに高額で、需要もあるiPhoneだからこそ窃盗犯のターゲットにされやすいわけですね。
当然Apple Store側も盗まれないような対策を行ってるはずなのですが、今回信じられないような”アナログすぎる手口”でiPhoneを大量に盗んだ事件が発生しましたよ…。
犯人「ガジガジガジガジ…」
今回事件が発生したのはスペイン・マドリードにあるApple Store。
8人の未成年者を含むグループによって、店に展示してあるiPhoneの窃盗事件が発生しました。捜査は昨年末に始まり、盗まれたiPhoneは24台、計23,000ユーロ(約280万円)の損害とのこと…。
でも、よく思い出してみてください。
Apple Storeや携帯電話ショップで展示しているiPhoneは盗難防止のためにセキュリティケーブルがつながっているハズ。いったい彼らはどうやって盗んだというのでしょうか?
Apple Insiderが伝えるところによると、そのグループは用意周到に計画して店舗内に入り、まずはじめに犯行グループの一人がセキュリティケーブルを噛み続けたそう。
ケーブルが弱くなったところで手で引きちぎり、警報装置に気づいた店員に気づかれないよう、出口まで盗んだiPhoneをメンバー同士が手渡しで次々に回していったんだそうです。
以下の写真はガジガジとケーブルを噛んでいる犯行メンバーの一人とみられます。
犯行メンバーの一人が900ユーロ(約10万9千円)で盗んだiPhoneを売ろうとしたことにより警察に逮捕された後、芋づる式にグループ全員が逮捕されました。
現在、未成年のメンバーは投獄、2人の大人は拘束され、Apple Storeから100m以内に接近することを禁止されているとのこと。
いやはや、アナログすぎる犯行手口で24台ものiPhoneが盗まれたことには驚きですが、「この方法でいける!」と思った犯行グループもなかなかのもののような気がしますね…。