2月3日の今日は節分。豆まきと一緒にいつの間にか全国的に広まりつつあるのが「恵方巻き」ですよね。
そんな「恵方巻き」は切らずにそのまま1本、その年に福徳(金運や幸せ)を司る神様のいる方角「恵方」を向いて食べると良いとされています。
その恵方をさくっと調べる方法と、恵方巻きの由来について調べてみたのでご紹介いたします!
2022年の恵方は「北北西やや右」その”やや右”が分かりづらい
今朝も朝からテレビで今日は節分で恵方巻き!と紹介していて、いつの間にやらハロウィンにならんで定番になりつつあるのが「恵方巻き」ですよね。
この「恵方巻き」、その年ごとに決まっている方角「恵方」を向いて食べるのが慣わし。
さて2022年の恵方はというと「北北西やや右(北)」となっています。ん?やや右(北)?ってアバウトじゃないですかねw
iPhoneの「コンパス」アプリで…と思ったのですが、この「やや右」のおかげで正確な方角が分からない。どうせならちゃんと正確な方向を向いて食べたいですし。
ということで、取り出したるがこちらの『地図マピオン』なんです。
アプリを起動して恵方機能を開始!正確な「恵方」が表示されて…
正しい向きに合うと、表示が変わって教えてくれる親切設計。
あとはこの方向を向いて、がぶりと恵方巻きを食べちゃいましょう。食べるときは「恵方を向いて」「切らずに」「黙って」ですよ。
ちなみにこの恵方巻きの起源には諸説あって、
- 江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分に「幸運巻寿司」の習慣が始まった
- 1800年代のある年の節分の日に、大阪近郊の申村(現在の此花区伝法付近と比定)に住む老若男女が集まり、巻寿司を食す時に、切り分ける手間を省くために一本丸かぶりをした
- 豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が偶々節分の前日に海苔巻きのような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという故事に由来
どうやら明確なものは分かっていない模様。
ちなみに全国的に知名度が上がるきっかけとなったのは、広島市のセブンイレブン。1989年に販売したことに始まって、その後西日本に展開、1998年に全国展開を開始したことで一気に広まることとなったようですよ。
よくある販売促進活動の一環と言ってしまってはそれまでですが、食べるついでにこの記事でご紹介した起源や広まったきっかけなどを話のタネにしてみてくださいね。