こんばんは、yumiです。
たかが10年されど10年…。かみあぷでは何度もご紹介している通り、今年2017年は初代iPhoneが発売されてから10年の節目です。
そんな中、初代iPhoneと最新iPhoneを比較した画像が話題を呼んでいますよ!
初代と最新を5カテゴリで比較
話題となっているのはCNETが公開した5つの画像。初代iPhoneと最新のiPhone 7 Plusを
- サイズ
- 容量
- バッテリーの持ち
- スピード
- カメラ
の5つのカテゴリで比較しています。それぞれ1つずつ見てみましょう!
1. サイズ
まずはサイズですが、初代iPhoneはiPhone 7 Plusの5.5インチに比べると2インチ(約5センチ)小さい3.5インチでした。
この3.5インチというサイズは、今は亡きジョブズが「Appleが何年もベストなディスプレイサイズを研究した結果、3.5インチが一番ちょうどいいサイズだった」と結論づけたもの。
ジョブズは4インチのディスプレイを持つAndroid端末を見て「スケートボードみたいだ(笑)」と皮肉るほど、3.5インチがベストだと考えていたようです。
彼が直接手がけた最後のiPhone、iPhone 4も3.5インチのままでしたが、iPhone 5は4インチ→iPhone 6は4.7インチと徐々に大きくなり、最新のPlusモデルでは5.5インチに。
4インチのiPhone SEも昨年発売されましたが、10年の間にユーザーの求めるサイズは大きくなっていったのかもしれませんね。
2. 容量
最新iPhoneの最低容量は32GBとなっていますが、初代iPhoneの最低容量はなんと4GB。
4GBというと、iPhone 7で撮影した写真1枚の容量は大体2MBなので約2,000枚まで、そして4Kの動画撮影では10分ほどで使い切ってしまう計算です(参考:【検証】超高画質な4K動画、16GBだと何時間ぐらい撮影できるの?)。
10年前から比べると最低容量が8倍のサイズとなったわけですが、10年後には何倍になっているのでしょうか?1テラバイト超え…なんてこともあり得るんですかね?
3. バッテリーの持ち
続いてバッテリーの持ちについてですが、こちらはサイズや容量よりと比べるとそこまで変化がないかもしれません。iPhone 7 Plusでは
- 待ち受け:384時間
- ウェブ閲覧:13時間
- 動画再生:14時間
となっていますが、初代も
- 待ち受け:250時間
- ウェブ閲覧:6時間
- 動画再生:7時間
と、そこまで劇的に進化した!という数値ではない気がしますよね。
バッテリーは10年前も今もリチウムイオンですし、そのものが変わらない限り持ちが極端に長くなる…ということはないのかもしれません。
4. スピード
やはり10年の進化を痛感するのはここでしょう。
Appleは初代iPhoneに使われていたプロセッサについて公式に発言したことはありませんが、Semiconductor Insights社が2007年に分解したところによると「サムスン製のS5L8900」である可能性が高いとのこと。
現在はApple独自のA10チップを使い、スピードの向上に成功しています。
かみあぷでもお馴染みのYouTuber、EverythingAppleProがiPhone 7と初代iPhoneのベンチマークをテストしたところ、iPhone 7のスコアは初代iPhoneの25倍だったようですよ(以下、比較動画)。
いま「初代iPhoneを使ってウェブブラウジングしろ」と言われたら、ストレスがめちゃくちゃ溜まりそうですね…w
5. カメラ
そして最後はカメラ。
iPhone 7 Plusは1,200万画素(前面カメラは700万画素)ですが、初代iPhoneは200万画素で前面カメラはそもそも搭載されていませんでした。
2007年当時に発売されていたガラケーでは515万画素+広角レンズ搭載の「EXILIMケータイW53CA」や511万画素+光学3倍ズームの「Cyber-shotケータイSO905iCS」などもあり、200万画素はちょっと心もとない印象でしたね。
ちなみに初代iPhoneとiPhone 7 Plusで撮影した写真がこちら。
…もはや注釈を入れなくても一目瞭然ですねw
まとめ
ということで初代iPhoneと最新iPhoneを比較した話題の画像をご紹介しました。
今から10年後の2027年は、これまで通りのナンバリングであれば「iPhone 12s」になるわけですが…一体どんなサイズで、どんなスペックで、どれだけ綺麗な写真が撮影できるようになっているのでしょうか。
もはや「スマホ」という概念がなくなっている可能性もある…かもしれませんねw