こんばんは、yumiです。
昨年5月19日、フランス・パリからエジプト・カイロへ向かっている途中に、消息を絶ったエジプト航空804便。
その後エジプト・アレクサンドリアの北290km地点に航空機の残骸の一部や遺体の一部、乗客の荷物が発見されました。
現在、墜落の原因は調査中ですが、一説によると「副操縦士が所持していたiPhone 6sもしくはiPad mini 4が原因ではないか」と言われているそうですよ…。
iPhone 6sの爆発が原因に?
2016年5月18日午後11時9分(現地時間)乗客乗員66名を乗せパリ=シャルル・ド・ゴール空港からエジプト・カイロに向けて離陸したエジプト航空804便。
カイロには午前3時15分に到着予定でしたが、午後2時半、エジプト沿岸から約280km北の地中海上空を飛行中にレーダーから消えてしまいます。
20日、エジプト・アレクサンドリアの北290kmに機体と遺体、乗客の荷物の一部が発見されます。
その後6月15日には残骸がある複数の主要位置が特定され、6月16日〜17日にかけてブラックボックスが発見されるも、現在まで墜落のハッキリとした原因は不明のまま…。
エジプトの調査では「遺体に残った爆発物の痕跡から見ると、テロリストに狙われた可能性がある」と言われていましたが、今回フランスの新聞Le Parisienは、
- フランスの調査によると、墜落の原因は爆発ではなく火災である
- ブラックボックスから、墜落前に操縦室の中または近くで火災が発生しているとのデータが示された
- ボイスレコーダーも火災の発生を示していた
とし、その火災の原因は副操縦士が操縦室の計器パネルの上に置いたiPhone 6sまたはiPad mini 4の可能性があると報じています。
離陸前パリ=シャルル・ド・ゴール空港のカメラで、副操縦士が私物であるiPhone 6s、iPad mini 4、香水のボトルが入ったポーチを置いている様子が撮られており…
この位置こそが、ACARS(様々なデータを航空機と地上の間で相互に通信するシステム)が最初に異常の発生を知らせた場所だったそうです。
その後コックピットの下や近くのトイレで煙が検知され、機体はレーダーから消失。
iPhone 6s(もしくはiPad mini 4)が火災の原因とするハッキリとした証拠はないものの、フランス当局はなんらかの異常があったと見ているそうですよ。
この件に関しLe ParisienがAppleにコメントを求めたところ、
「どこの捜査当局からも連絡を受けていない。事故の報告書を見ることはできていないが、この事故の原因をApple製品に結びつける証拠はないと理解している。捜査当局への協力は惜しまないつもりだ。Appleの製品は国際的な安全基準を遵守するよう厳密に検査されている。」
と述べたそう。
機内で発火といえばサムスンのGalaxy Note7が記憶に新しいですが、事故に繋がるほどの火や煙は出ていないですし、本当にiPhoneやiPadが原因なのか懐疑的な声も多くあがっているようです。
真相が明らかになるまでまだ時間がかかりそうですが、続報が入り次第またお伝えします…!