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結果はどうだった?奈良県で開催されたスマートフォンの休日「スマホリデー」

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

昨年ご紹介した奈良県の高校生によるスマホの休日、「スマホリデー」の結果発表がありました。

奈良県の各校の生徒会長で組織された「奈良県高校生徒会連絡会」が行ったイベントでしたが、生徒たちはちゃんと実行できていたのでしょうか?

スマホを封印できたのは24%

この「スマホホリデー」は奈良県の国公私立の高校、高専など全64校の生徒約38,000人に参加を呼びかけ、昨年11月7日に実施されました。

普段から当たり前に使っているスマホとの付き合い方を見つめ直す試みという事で、様々なメディアから注目を浴びたイベントです。

イベント実施前に行ったアンケートでは96%の生徒がスマホを所持し、使用時間が「1〜3時間」の生徒は41%、「5時間以上」「ほとんどずっと」の生徒は23%もいるとわかりました。

学校にいる時間を考えると「5時間以上」「ほとんどずっと」はかなりの頻度で使っていることになり、いわゆる「スマホ依存症」の生徒が4人に1人くらいいる計算ですね。

「スマホがなくてもいいな(117)!」の語呂合わせで11月7日に「スマホリデー」はスタート、当時は1日の予定でしたが取り組みを気に入った学生の手で数日間続いたそうです。

そして気になる実施の結果ですが、実施後のアンケートの「スマホ等を使わずに過ごせたか」に「はい」と答えた生徒は24%、「スマホリデーを意識できたか」に「はい」と答えた生徒は48%でした。

「スマホリデーを意識できた生徒」は全体の半分、「スマホ等を使わずに過ごせた生徒」はさらにその半分と、スマホを一時的にでも完全に断つのはかなり難しかったようです

アンケートの自由記入欄には「スマホの大切さが分かった」「友達と話す機会が増えた」「時間の使い方について考えさせられた」といった意見がある一方で、「つらかった」「二度とやりたくない」といった意見も多く、イベントの賛否は分かれてしまった模様。

スマホリデーを企画した県高校生徒会連絡会のスマホ会議委員長は、「来年度以降も継続してもらい、いつかカレンダーに載る日が来ればうれしい」と話しているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

スマホを1日封印するという試み自体は残念ながら達成できませんでしたが、多くの生徒に何らかの意識的な効果はあったようですね。

学生に限らずスマホ依存が問題視されていますが、こういったイベントに1度参加してみる事でスマホに対する考え方が変わり、依存脱却の糸口になるかも知れません。

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