こんにちは、yumiです。
日本時間2016年12月16日にリリースされた『スーパーマリオラン』。
なんと1ヶ月経たずに9,000万ダウンロードを突破しました( Д ) ゚ ゚
ということで今回は、以前『ポケモンGO』が爆発的にヒットした際にも行った「任天堂はいくら稼いだのか」ゲスい計算をしてみたいと思いますw
スーパーマリオランで任天堂はいくら稼いだ?
『ポケモンGO』の開発・販売は任天堂ではなくNiantic社が行っているため、売上のほとんどはNianticと、開発協力を行っている株式会社ポケモンに分配され、株式会社ポケモンの主要株主という立ち位置である任天堂の配分は6%〜11%と見られています。
しかしそれでも『ポケモンGO』の人気ぶりから、リリース後のたった2週間で任天堂は4億円ほど稼いだのでは?年間では400億円程度になるのでは?とご紹介しました(※詳しくはこちらの記事へ)。
さて『スーパーマリオラン』に話を戻しますが、こちらは任天堂とDeNAの共同開発。
ゲーム調査会社の「Newzoo」によると、『スーパーマリオラン』のダウンロード数は9,000万を突破し、課金率は約3%とのこと。
各国App Storeでの価格が異なりますが、ここでは日本での価格1,200円で計算してみましょう。
9,000万DL×3%のユーザー=270万のユーザーが課金していることになるので、270万×1,200円で…その額32億4,000万円!
32億4,000万円のうち、Appleの取り分が30%で9億7,200万円で残りが22億6,800万円。ここから任天堂と共同開発のDeNAで分けることになります。
それぞれの分配率は不明ですが、5:5だとすれば任天堂の取り分は11億3,400万円に。
9,000万ダウンロードされていて、11億ちょいとは…意外に少ないですよねぇ…。これまでマリオシリーズの売上トップ3を見てみると、
- ファミコン「スーパーマリオブラザーズ(4,900円)」681万本:333億6,900万円
- DS「Newスーパーマリオブラザーズ(4,571円)」648万本:296億円
- Wii「NewスーパーマリオブラザーズWii(5,524円)」462万本:255億円2,088万円
となっており、比較すると圧倒的に『スーパーマリオラン』は少ないことが分かります(※いずれの価格も発売当時のもの)。
ただしAppleInsiderによると「ゲーム調査会社Newzooの分析は間違っている。課金率は3%以上ある」とのコメントがAppleから得られたようですよ。
とは言え、もし課金率が10%あったとしても任天堂の取り分は37億円ほどと思われますし、任天堂にとって厳しい数字と言えるかもしれません。
これから「ファイアーエムブレム」や「どうぶつの森」などもスマホゲームとしてリリースする予定の任天堂。「スマホゲームは儲からないから撤退!」なんてことにならないよう願いたいものです…。