こんにちわ、Hikaru Sanoです。
最近身売り話や事業縮小、幹部が辞めたり新デザインが不評なTwitter、どうやら迷走はガチのようです。
日本時間の12月30日朝3時頃から、TwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏がとあるツイートをし始め物議を醸しているんです。
ユーザに新機能のアイディアについてヒアリング
12月30日朝3時頃、ジャック・ドーシー氏は下記のようなツイートを発信しました。
「ブライアン・チェスキー(AirbnbのCEO)に習おう。2017年にTwitterが改善、または新機能にすべき最も重要なモノは何ですか?」
Following in the footsteps of Brian Chesky: what's the most important thing you want to see Twitter improve or create in 2017? #Twitter2017
— jack (@jack) 2016年12月29日
経営方針などを決める最重要人物が突如、Twitterに改善、または新機能として盛り込んで欲しい機能をユーザにヒアリングし始めたのです。
そしてユーザからは「ツイートの編集機能」についての要望が返ってきて、彼はこう返信します。
「聞いてるよ。編集機能には何を望む?(ツイート後に)すばやく間違いを訂正する機能、それともいつでも編集できる機能?」
@michaelpachter I'm listening. And what do you want from edit? Quickly fix mistakes or edit anytime?
— jack (@jack) 2016年12月29日
ツイートの編集機能を求められた彼は、なんとそのアイディアの詳細までもユーザにヒアリングしていきます。
「ツイート直後に間違いを訂正する機能」ならまだしも、「ツイートをいつでも編集できる機能」というTwitterのSNSとしての特徴を大きく変えてしまいかねない機能について、ユーザに「どっちが良い?」と聞いているんです。
この内容がTwitter内部で会議として行われているのなら、「ツイート後の誤字脱字なんかがすぐ修正できるようになるかも!」とニュースになるのでしょうが、これが外部の、それも一般のユーザにヒアリングしているのですから話は変わります。
ユーザの要望を取り入れていくのは大事な事ですが、ユーザにTwitterの方向性を委ねるのはCEOとして間違った行いとも言えるでしょう。
また「ツイートをいつでも編集できる機能」を搭載してしまった場合には、TwitterはSNSとしての信頼性を完全に失ってしまうかも知れません。
Twitterはその手軽さや瞬間的な拡散力が魅力のSNSですが、もし「ツイートをいつでも編集できる機能」なんて搭載してしまえば「リツートされそうなツイートを発信→拡散後に広告的な内容に書き換え」など、悪意ある利用がいともたやすく行えるようになってしまうのですから。
まとめ
いかがでしたか?
「編集機能」についてはかねてからよく言われている機能要望でしたが、そんな重要な内容を一般ユーザのヒアリングでどうこうしようとか、CEOのする事ではありません。
どうやら幹部が続々と辞めていった裏には、彼のCEOとしての能力に問題があったからなのかも知れませんね。