こんばんは、yumiです。
Twitter、Facebook、Instagram…SNSは「誰でも簡単に使える」という手軽さの反面、プライバシー設定をしないと全世界に発信されてしまい、一度投稿した内容は簡単に消せないという怖さがあります。
「SNSの投稿から個人が特定される危険性」については様々なメディアで何度も伝えられていますが、今回実際にその怖さが分かるニュースが入ってきました。
俳優・成宮寛貴さんの薬物疑惑を告発した友人A氏が特定されたようですよ。
SNSから個人を特定
SNSの投稿から個人が特定される…本名や通っている学校名、勤めている企業名、使っている駅名などを投稿していなくても、例えばかみあぷでは以前に「ポケモンGOとSNSで自宅がバレる可能性が」なんてことをお伝えしました。
また、自身で「元ストーカー」と名乗るTwitterユーザー伊藤ロマ@金魚(@kingyo_roma)さんは「個人の特定は簡単」と警鐘を鳴らしています。
絡みがあるわけではないけど、TLでたまに見かける人で、子供の写真を思いっきり晒してる人がいて…
この人のこと、インターネットだけを使って、どれだけ調べられるかなぁ?と、試してみました。結果…
— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) 2015年6月20日
子供の中学校と小学校と、住所が特定できたということは、通学路も特定できました。
スポーツをしてる子なので、帰りが遅くなることもあるんじゃないですかね。
一人でいるところに、声かけるのも容易そうです。
ゴミ捨て場も特定しました。
ゴミを見れば、もっと沢山の個人情報を入手できます。— 伊藤ロマ@金魚 (@kingyo_roma) 2015年6月20日
「どこから個人を特定されるか分からない。だからSNSには細心の注意を払ったほうがいい」大半のインターネットユーザーにとっては至極当然のことと思います。
しかし中には「そこまで気をつけなきゃいけなもんなのかなぁ」と思っている方もいるでしょうし、Twitterでの迷惑行為や未成年の飲酒等によるさまざまな炎上(いわゆるバカッター)を見ていると、SNSは「身近なもの」になりすぎてその怖さが分からなくなっているのかもしれません。
そんな中「やっぱりSNSは怖い」「個人が特定できてしまう」と思えるニュースが入ってきました。
バイラルメディアのnetgeekが、SNSから「俳優・成宮寛貴さんの薬物疑惑を告発した友人A氏」を特定したそうです。
成宮寛貴さんを巡る一連の騒動を簡単に振り返ると、
- 週刊誌に成宮さんの薬物疑惑について掲載される
- 成宮さん本人はその疑惑を否定。検査結果も陰性だった
- 週刊誌が疑惑の続報を掲載
- 成宮さんが芸能界引退を発表
- 週刊誌に情報を渡したとされる友人A氏がTwitterアカウントを作成
- Twitterにて「(成宮さんに関する)真実はブログで発表する」とツイート
というものでした。ネット上では「友人Aが成宮さんを引退に追い込んだ」「週刊誌にお金で成宮さんを売った」などと言われていますが、本人がメディアに顔を出すわけでもなく、その正体は謎に包まれたまま。
しかし今回netgeekはこの友人A氏を特定。
その方法はまず、A氏が作成したTwitterアカウントでの初ツイートを、一番最初に拡散した人物を探し出すことから始まりました。
私は、成宮寛貴の友人のA氏です。
今回のような騒ぎを起こして彼のファンの方々に不愉快な気持ちさせてしまったことは深くお詫び申し上げます。
しかし私は彼をはめようとしたことではありませんし嘘の記事も一切回っておりません。
真実を知りたい方々へ嘘偽りなく真実をお答えします。— 成宮寛貴の友人A氏 (@A_shi_oficial) 2016年12月14日
上記のA氏の初ツイートから、たった9分後にある人物(仮にB氏)が「A氏現る」とツイートしていたことが発覚。
その後、そのB氏のFacebookアカウントが見つかります(※Twitterのアカウント名と同じアカウント名だったため)。
膨大なB氏のFacebookの投稿の中から、A氏が以前テレビに出たときと「同じ服装」で「同じ身体的特徴」を持つ人物を発見。A氏本人のFacebookアカウントを見つけるに至りました。
その後Facebookから、このA氏とB氏の情報が次々に明らかに。
- A氏&B氏の名前・顔
- A氏の会社名
- B氏の出身地、現在の居住地
- B氏はイタリア人とブラジル人のハーフ
- B氏は有名ギャング団のリーダー
A氏とB氏は兄弟との情報もあるようです(※A氏やB氏についての詳細な情報はnetgeekに掲載されています)
まさかSNSでここまで特定されてしまうとは驚きですよね…。SNSの怖さを今一度思い知らされた気がします。
TwitterやFacebookなどを使う上では、
- 鍵をかける(投稿の公開範囲を「友人のみ」にする)
- 鍵をかけないならば、自撮りや本名などを投稿しない
- 全世界に一生残り続けてもいい、と思える内容だけ投稿する
といった対策や心構えをして利用するようにしましょう…!
各SNSで個人情報を守る方法については、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。