こんにちは、yumiです。
iPhone 8にOLEDディスプレイが搭載される、Appleがサムスンに曲面OLEDディスプレイを発注した…。
これまで次期iPhoneに搭載されるディスプレイについて多くの報道がされていましたが、実はその鍵を握るのはサムスンでもLGでもなく、日本のとある企業だというニュースが入ってきました!
日本の中小企業がOLEDディスプレイ搭載の鍵!?
iPhone 8のOLEDディスプレイについて鍵を握る日本企業、それは新潟県見附市に本社がある「キヤノントッキ株式会社」。
なんでもキヤノントッキは、OLEDディスプレイを作れる製造装置をほぼ独占しているそうなんです。
従業員数343人とそれほど大きくはない会社ですが、20年以上をかけてサムスンやLG、シャープなどのOLEDディスプレイメーカーが使う製造装置を完成させたとのこと。
この装置がなければ、どのメーカーもAppleが望むOLEDディスプレイは作れないというわけですね。
代表取締役会長兼CEOの津上晃寿氏は、サムスンやLG、シャープ等からの需要が好調なことから「製造装置の生産数を増やし、納期も早められるよう出来る限りの努力をしている」と述べていますが、1台100億円(!)の製造装置は現在2年待ちとのこと。
2016年は生産数を倍増させましたが、それでも作れるのは1年で10台未満なんだそうです。
「iPhone 8はプレミアムモデルのみに曲面OLEDディスプレイ搭載か?」なんて言われていましたが、それはキヤノントッキのOLEDディスプレイ製造装置が足りていない=すべてのモデルに搭載できるほど作れない、ということだったんですね〜。
ちなみにキヤノントッキは元々「トッキ株式会社」でしたが、2010年にキヤノンの完全子会社となり「キヤノントッキ」という名前になったそう。
まさか日本企業がiPhone 8のOLEDディスプレイの鍵を握っているとは驚きでしたね。なんだか嬉しくなるニュースでした!