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話題の『スーパーマリオラン』、配信初日に500万ダウンロードいくも評価が割れた理由とは

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ども!ともぞうです。

9月のスペシャルイベントで発表されて以来、任天堂がついにスマホゲーでマリオを出すということで期待していた人も多かったのではないでしょうか。

そんな『スーパーマリオラン』ですが、いざ配信が開始されるとその評価は様々で数日たってみるとレビューの平均は星2となっています。

高評価がある一方で圧倒的に星1が多いのが特徴で、なぜそこまで極端な評価となるのか原因を探っていました。

星1評価の内容に2つの傾向

iPhoneであのマリオを遊べると期待して心待ちにしている方も多かった『スーパーマリオラン』ですが、現在のストアランキングは1位となっています。

そして海外の調査会社によれば初日のダウンロード数は500万と推測されており、初日ダウンロード数だけで比較すると開発・配信元は違いますが『ポケモンGO』は180万ダウンロードよりも多かったようです。

ただし大きな違いが配信国数で『スーパーマリオラン』は150ヶ国に対して、『ポケモンGO』は3ヶ国でこの数字ですから、そう考えるとAppleがこれだけプッシュしまくった割には少ないといえるかもしれませんね。

そして特徴的なのがレビュー星数の分布で、星1が全体の50%近くという状況に。

そのレビュー内容を見てみると星1のレビュー内容は大半が2つに分けられ、「ゲーム内容そのものに関する評価」と「アプリ内課金1,200円に対する評価」になっています。

順番に見ていくと、「ゲーム内容そのものに関する評価」では以下のようなコメントが目立ちました。

  • マリオがオートで動くのがいや
  • 自分で操作する今までのマリオを遊びたかった
  • 期待したのと違った、こんなのマリオじゃない

これに関してはAppleのスペシャルイベントを見ていた方は、「片手でプレイできるマリオ」ということを知っていて別ゲームだと知っていた訳ですが、普通の人からすれば知らない人がほとんどですよね。

結果スマホでマリオが遊べるというつもりでダウンロードしてみたら、私の知っているマリオじゃない…と感じて低評価につながったということでしょうかね。

Photo by Amazon

個人的にはあのマリオの操作をスマホでいままでのコントローラーと同じ操作感で再現するのは困難で、任天堂として最適化した結果が『スーパーマリオラン』だと思うんですよね。

ただやっぱりみんな遊びたいのは、記憶にあるマリオだったのがこのレビューの結果なのでしょう。

そしてもう一つ多かったのが「アプリ内課金1,200円に対する評価」。目立ったのは以下のような内容のコメントでした。

  • 1,200円にしては遊べるワールド(ステージ)が少ない
  • 今までのマリオじゃないのに1,200円はない
  • 無料で遊べるステージが少なすぎる

『スーパーマリオラン』で無料で遊べるのは、メインの「ワールドツアー」で1-3と1-4の途中まで、ほかにはコイン獲得枚数で対戦する「キノピオラリー」と「王国づくり」。

実質『ワールドツアー』以外はおまけの要素が強いので、いざダウンロードして遊ぶと1-4の途中まで遊んでだいたい5-10分くらいで終わってしまいます。

最近のゲームは基本無料で全部遊べて+ガチャ課金という仕組みが多いので、無料で遊べる範囲が少ないという意見はうなずける部分。

しかも1-4はクッパに行く前に終わって、続きは課金でといきなり出てくるので、ええ?ってなった方もいますよね。

また多く書かれていたのが、1200円に対してボリュームが少ないというもの。課金で解放されるのはワールド6までで実際に遊んでみるとクリアするだけなら1時間もかからずに終わってしまうんですよね。

実際にはコース内の色つきコインを集めるという遊び方で何度も遊べるようになっているのですが、誰もが同じステージを何度もやりこんで遊べる訳じゃないですし。

そこで1,200円で買えるほかのアプリを見てみると、FFシリーズはだいたい960〜1,800円程度。あの名作クロノトリガーがちょうど1,200円と考えると、ジャンルは違えど比べてしまうと確かにボリューム不足という見方もわかるような気がします。

そしてもう一つ、アクション要素もあるGTAシリーズを見てみるとこちらは600〜840円。あのゲームボリュームでこの値段はむしろ安いと感じてしまうレベルでした。

単純にジャンルの違うゲームと買い切り金額で比べてしまうのは少々乱暴でありますが、ユーザーからすればお金を払ってゲームを買うことには変わりないので、払った金額でどれだけ遊べるのかは重要なポイントですよね。

結果、『スーパーマリオラン』は他と比べてしまうと、遊べるボリュームが少ないと見る方が多く低評価につながったというところでしょうか。

任天堂の開発・配信という意味では初のタイトルとなった『スーパーマリオラン』ですが、次は「どうぶつの森」や「ファイヤーエンブレム」などの人気タイトルが控えています。

これらのタイトルが無料とアプリ内課金のバランスをどのように取ってくるのか、はたまた今度は完全買い切りタイトルとしてリリースするのか、今後の情報には注目ですね。

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