こんにちわ、Hikaru Sanoです。
今年は爆発問題やリコール問題などさまざまな事件に見舞われたSAMSUNG、この度韓国で別の問題が発覚したようです。
一体どのような問題が発覚したのでしょうか?
トルコでの時計表示が1時間ズレていた
事件が発覚したのは11月中旬、韓国人観光客5人がトルコ旅行中トラブルになった事で判明しました。
そのトラブルとは「イスタンブール国際空港で飛行機に集団で乗り遅れる」というもので、一見すれば観光客側の単純なミスに見えますね。
ところがこのトラブル、単に「観光客が遅れてきた」んじゃなくて「Galaxyに表示されていた時間が現地時間より1時間遅い」事が原因だったんです。
空港で飛行機に乗ろうと思って来たらすでに1時間前にフライトしてしまっていた…実際海外旅行でコレは相当ショッキングな出来事。
この問題の背景にはトルコが今年9月初旬に閣議決定した、「サマータイムを1年中続けること」が関係しています。
元々トルコは「3月26日より時間を1時間早めるサマータイムを実施」し、「10月30日に時間を元に戻す」というのが普通だったのですが、年中サマータイム状態になったので「10月30日に時間を元に戻す」を行わなかったワケですね。
Galaxyではこの時計事情が反映されておらず、現地とGalaxyに表示される時間とで1時間のズレが発生、旅行者は集団で飛行機を逃すなどのトラブルに見舞われたという事態に。
SAMSUNGはこの問題について「トルコが今年からサマータイム制度を廃止したため、Galaxyの時間設定に誤りが発生した」と説明しているそうです。
正直旅行者側もスマホに頼りっきりで、旅行前に時差の詳細なんかをちゃんと調べてなかったという問題がありますが、設定で時計表示をトルコにしたのに1時間遅いというのは結構致命的ですね。
他の端末で同様のトラブルはなかったのかな?と10月30日から今までの情報をかなり探してみたのですが、どうやらGalaxy以外では発生していない模様。
SAMSUNGは「ソフトウェアアップデートが遅れたためにこのような事になったが、これについて発生したいかなる損害も補償できない」と発表しているそうです。
まとめ
いかがでしたか?
充電制限などのアップデートとか結構頻繁にやってた気がするんですが、9月初旬に発表された時計事情を未だに実装できてないというのはちょっと遅すぎる気がしますね。
韓国のネットでも「サムスンがまた難しいことをやり遂げた」「これ以上国民をがっかりさせないでほしい」「サムスンの爆弾フォンは時計としてすら使えないのか…」という声が上がっているそうです。