こんにちは、yumiです。
トランプ次期大統領と会談し「5兆円超の投資するよ!雇用も5万人創出するよ!」と太っ腹な約束を交わしたソフトバンクの孫氏。
しかしどうやら会社としてのソフトバンクは窮地に陥っているようで…。
実質ゼロ円廃止で新規ユーザーが激減、さらに総務省からは「MVNOへの回線貸し出し」についても怒られたようですよ><
ソフバン、実質ゼロ円廃止のあおり
すったもんだがありながらも、現在は完全に廃止された実質ゼロ円。
ドコモもauもソフトバンクも、なかなか新規ユーザーを獲得できずに大変なようですが、その大手キャリアの中でも最も廃止のあおりを受けているのがソフトバンクなんだそう。
東洋経済オンラインによると「販売台数に占める新規契約の割合」が2015年ではソフトバンクがドコモを上回っていたものの、実質ゼロ円が廃止されて以降ドコモを下回り、大幅に数字を落としたとのこと(auは非開示)。
単純な「販売台数の伸び率」は4月以降数字を伸ばしているものの、これは格安スマホブランド「ワイモバイル」の数字を合算したものだからなのだとか。
ソフトバンクでは新規ユーザーを無理に獲得せず、格安スマホであるワイモバイルで積極的に新規ユーザーを獲得する、というのが現在の状況のようですが…この戦略にも不安な点が。
それは大手キャリアよりも圧倒的に安い価格で提供しているMVNOの存在。現在、数多くあるMVNOのほとんどはドコモ回線であり、ソフトバンクの回線を利用したMVNOは1社もありません。
そんな中、日本通信が「ソフトバンク回線を利用したMVNOを提供したい」とソフトバンクに回線の利用を交渉していました。
しかしソフトバンクは「SIMフリー端末以外は接続できないならいいよ」という条件を提示。
ソフトバンクとしては「ソフトバンクユーザーが端末そのまま持って、他社のMVNOに乗り換えられるのは困る!」「ワイモバイルにすればいい!」というわけですね。
そしてこの度総務省は、「大手キャリアがMVNOへの回線貸し出しを拒否できる理由は存在しない」とし、年明けにも「日本通信との回線貸し出しに向けた協議再開命令」をソフトバンクに下すことに。
おそらく今後、日本通信のMVNOを筆頭に数多くの「ソフトバンク回線を利用したMVNO」が登場すると予想でき、現在の「ワイモバイル頼み」にも暗雲が立ち込めていると考えられます。
果たして孫氏はこの状況をどう打開するのか…「やりましょう!」がまた聞けることを期待したいですね…!