こんばんは、yumiです。
昨日ご紹介したトランプ次期米大統領とソフトバンク孫社長の会談。孫社長は「5兆円超の投資と5万人の雇用を創出する」とトランプ氏に約束し、大きな話題となりました。
一体なにに投資をするのか現時点ではハッキリしていませんが、もしかしたら以前から言われている「Made in USAのiPhone」に関連した話かもしれませんよ…!
Foxconnも投資に参加?
孫社長がトランプ次期大統領に約束した「500億ドル(約5兆7,000億円)の投資と5万人の雇用創出」。
会談を終えて記者の前に姿を現した孫社長は、「投資先はインターネットや通信事業に関わりがある企業になる」とコメントしましたが、具体的な投資先については言及していません。
しかし孫社長がその時手にしていた資料には…「Foxconn」の文字が!
資料を見る限り、Foxconnは70億ドル(約7,930億円)の投資と5万人の雇用創出を約束したと見られます。
さてトランプ氏、ソフトバンク、Foxconnと来れば…やはり思い浮かぶのはApple/iPhoneじゃないでしょうか。
トランプ氏は選挙中から「AppleにはiPhoneをアメリカで作らせる」と言っていましたし、「iPhoneの生産をアメリカで行う検討を開始した」と報じられたホンハイはFoxconnのグループ企業。
Made in USAのiPhoneを作るための投資かどうかはもちろん現時点では不明ですが、妙に納得してしまう顔ぶれですよねw
ちなみに孫社長が巨額の投資を決めた理由は、「アメリカの携帯電話会社T-Mobileを買収するためではないか」と言われています。
ソフトバンクは2013年に業界3位のスプリントを買収。
その後業界4位のT-Mobileも傘下に収めようとしましたが、米当局が独占を恐れ、買収を断念したという経緯があります。
トランプ氏が大統領になった際にこの規制が緩和されることを期待した投資というわけですね。
あくまで素人考えですが、仮にソフトバンクとFoxconnが「Made in USAのiPhone」を作るための投資をするのだとしたら、
- トランプ氏は選挙中に言ったことを実行できる
- FoxconnはiPhoneのサプライヤーとしての地位を今より強固にできる
- ソフトバンクはT-Mobileを買収できる
と誰も損をしないことに。
あえて言うなら、おそらく高くなるであろうiPhoneを買う私たちユーザーが損をするだけ…かもしれません(苦笑)。
みなさんは5兆円を超えるお金が、どのような企業に投資されると思いますか?