ども!ともぞうです。
スマホのカメラが進化するまでは、写真を取ると言えばもっぱらコンパクトデジカメでしたが、今となってはもっぱらスマホという人が多いですよね。
写真投稿サイトで有名なFlickrは昨日、投稿されている写真がどんなメーカーのどんな端末で取られたものが多いかを発表したのですが、なんとその半分がスマホ。
Flickrというと本気の写真が多く投稿されるイメージだったのですが、その半分がスマホとは時代を反映していますね。
名だたるカメラメーカーを抑え、撮影に使われていたメーカー1位はApple
ひと昔前はガラケーにカメラが付いても、旅行などちゃんとした写真を取りたい時はコンパクトデジカメを使ってましたよね。
それがあれよあれよとスマホが普及し、カメラが進化してくると普段から手元にあるスマホで写真を撮るのが当たり前になりました。
そして少しいい写真を取りたい人は、高級コンパクトデジカメを買ったり、デジタル一眼レフを買ったりしているんだろうというのが私の印象。
さてそうなると写真投稿サイトでもこのような撮影環境の変化は出ているようで、比較的ガッツリ本気の人が使っている印象のあるFlickrでの投稿も変わってきているようなんです。
Flickrは2016年に投稿(アップロード)された写真についての傾向を公式ブログで発表しているのですが、その結果がすごいんですよ。
まずは撮影に使われたカメラのメーカーですが、なんとカメラで有名なキヤノンやニコンを抑えてAppleが1位に!
しかも投稿された写真のうち47%=約半分がそうだっていうんだから、すごい話ですよね。
そして使われている機材を見るとDSLR(デジタル一眼レフ)を抑えて、48%がスマートフォンという結果に。
そして使われた機種のトップ10のうち8機種はiPhoneで、トップ3はiPhone 6 / 5s / 6sだったそうです。
Andoridは機種が多いのでバラけてしまうことからランクインしないのかもしれませんが、それにしてもGalaxyやXperiaなども入ってきていいもののほぼiPhoneが独占とは驚きですよ。
ただ、見方を変えるとデジタル一眼で撮影してFlickrに投稿するよりも、スマホで撮ってそのまま投稿するほうが簡単で、結果的に使われる機種としてスマホが増えたという見方も。
今回のFlickrの発表が全体の投稿数に対する比率での発表だったので、スマホからの投稿が増えて結果比率的に増えたのか、または総数は変わらずスマホが増えたのかが分からないとなんとも言えません。
とは言いながらもiPhoneでそこそこの写真が撮れてしまうのは事実ですし、iPhone 7 Plusのポートレートモードなどスマホ側の進化も目覚ましいものがあります。
この傾向が来年更に加速するのか、はたまたスマホを超える別勢力が出てきたりするのか写真撮影を取り巻く環境の移り変わりには注目ですね。