こんにちは、yumiです。
イヤホンジャックが廃止され、FeliCa搭載によりApple Payが日本国内で使えるようになり、新色ジェットブラックが追加され…大いに注目を集めたiPhone 7/7 Plus。
しかし本日DigiTimesが「AppleがiPhone 7/7 Plusの発注数を減らし始めた」と報じています。
まだ発売から3ヶ月のiPhone 7。AppleはすでにiPhone 8こと次期iPhoneへ舵を切ったのでしょうか…?
発売3ヶ月でもう発注削減?
9月16日に発売されたiPhone 7/7 Plus。これまでのモデルと異なる大きな特徴としては
- イヤホンジャックの廃止
- 防水防塵
- ホームボタンが感圧式に
- FeliCa搭載により日本国内でのApple Payが利用可能に
- 新色ジェットブラック追加
- デュアルレンズ搭載(iPhone 7 Plusのみ)
見た目はiPhone 6/6sから大きな変化はないものの、中身はしっかりとアップデートされています。
日本に住むユーザーとしては、”おサイフケータイ”が使えるようになる、というだけで乗り換える理由になりますよねw
iPhone 7/7 Plusの予約開始日には「開始からすぐ予約完了したのに出荷予定が2週間後(もしくはそれ以降)」なんて声も多くあがり、人気の高さが伺えました。
iPhone7ジェットブラックを発売日に予約できた人はいるのだろうか?
僕は出荷予定日が1-2週(・_・、)
これでも16時5分に手続きできたのに(`へ´)フンッ。— ガジェグル (@hinyonposu) 2016年9月10日
ジェットブラックに関しては、予約開始から5分くらいで10月頭に到着ってなってたからこれだけ発売日が遅いのか、人気過ぎて開始5分しないで初期出荷分が尽きたのか。
後者なら在庫の少なさが……。#iPhone7— Moero Games (@MoeroGames) 2016年9月9日
しかし、ここに来て「AppleがiPhone 7の発注数を減らし始めた」との情報が。台湾のサプライチェーンの関係筋が明らかにしたそうです。
実はAppleは、iPhone 6sまで行っていた「事前の予約件数」と「発売日から最初の週末までの販売台数」をiPhone 7では発表しないと決定しました。
Appleは数字を非公表にする理由について、「販売台数は需要を示すものではなく供給数を示すものになっているから、公開すべき指標とは言えなくなった」と説明していますが…。
普通に考えれば「あぁ、あんまり数字が良くなかったんだな。前モデルの数字を上回らなかったんだな」と思ってしまいますよね。
ここでAppleがこれまで公表してきた予約数&発売から最初の週末までの販売台数を見てみましょう(参考:Forbes)。
- iPhone 3:約100万台
- iPhone 3G:100万台以上
- iPhone 3GS:約170万台(予約数:60万件)
- iPhone 4S:400万台以上(予約数:100万件以上)
- iPhone 5:500万台以上(予約数:200万件以上)
- iPhone 5c/5s:900万台以上
- iPhone 6/6 Plus:1,000万台以上(予約数:400万件以上)
- iPhone 6s/6s Plus:1,300万台以上
こうしてみると順調に数字が上がっていますが、おそらくiPhone 7はiPhone 6sの数字を上回らなかったと考えられます。
日本の主要家電量販店の販売台数を集計したBCNによれば、iPhone 7の発売後3日間の販売台数はiPhone 6sシリーズの42%と半数以下になったという調査もあり…。
発売から3ヶ月経っても需要が回復しない=発注数を減らした、ということなのでしょう。
さて、ここまで見るとAppleにとってネガティブな話ばかりですが、明るい話題ももちろんあります。それがiPhone 8こと次期iPhone。
2017年はiPhone発売から10年目のアニバーサリーイヤーということもあり、
- OLEDの全面ディスプレイ
- ワイヤレス充電機能
などが採用されるのでは?という噂があり、外観デザインも大幅に変更されると見られています。
そのためKGI証券は「iPhone 8は史上最高の販売数を記録する」と予測。
現在までで一番売れたiPhoneは、iPhone 6/6 Plusの1億3,000万台以上ですが、iPhone 8はこれを上回ると言われていますよ。
iPhone 7の売上面ではあまり良い話題がなかった分、iPhone 8に期待が集まります。
iPhoneユーザーとしても、来年発売のiPhoneは絶対に見逃せないモデルとなることを期待したいですね…!