こんにちわ、Hikaru Sanoです。
朝起きたらスマホの充電忘れてて、充電量が残りわずかで焦ったことはありますか?
この度携帯電話用チップを開発・販売しているQualcomm社が発表した充電技術「Quick Charge 4.0」が、そんな状況でも短時間でスマホをしっかり充電することができるんですよ。
たった5分の充電で5時間駆動
「Quick Charge 4.0」は専用の充電器とスマホに搭載されたチップが連携して、端末に適切な電圧、電流、および温度を計算し最も効率的な充電を行う仕組み。
Qualcomm社は具体的な使用感として「5分の充電で5時間駆動、15分程度の充電でバッテリー0%の状態から50%まで充電できる」と説明しています。
「急速充電=危ない」なんてイメージがあるのですが、実は以前よりドコモは前バージョンの「Quick Charge」を採用しており、「急速充電2」という名称で利用してきました。
現行のスマホでも搭載されている機種が多数あり、有名なもので「Xperia」「Arrows」「AQUOS」などが該当します。
「Xperia」「Arrows」「AQUOS」などが爆発したとか燃えたとか全然聞きませんもんね、安全性は確立されているワケです。
最新版の「Quick Charge 4.0」は同社が開発しているチップ「Snapdragon 835 processor」に搭載、2017年より順次展開されていく予定との事。
来年発売されるスマホには、「Quick Charge 4.0」を搭載した高速充電が売りのスマホが複数登場するかも知れませんね。
そして我々iPhoneユーザには悲報なのですが、Appleはチップを独自開発・搭載しているので「Snapdragon 835 processor」を搭載する事は不可能、当然「Quick Charge 4.0」は使えないという事になってしまいます…。
チップなどを独自開発することでOSやハードウェアとの親和性を高めているiPhoneやiPad、どうにか交渉とかして「Quick Charge 4.0」だけ搭載していただけないですかね、Appleさん?
まとめ
いかがでしたか?
実際「5分の充電で5時間駆動、15分程度の充電でバッテリー0%の状態から50%まで充電できる」というのはかなり魅力的な機能だと思います。
15分の充電で50%も充電できる新技術…ぜひApple製品にも採用して欲しいですね…。