こんにちわ、Hikaru Sanoです。
ドコモR&Dセンタで開催中の「DOCOMO R&D Open House 2016」にてとんでもないディスプレイが公開されたと、ITmediaさんが報じています。
一体どんなとんでもないディスプレイなのでしょうか?
意外!それは巻き取り式
今回ドコモが発表したディスプレイとはなんと「巻き取れるディスプレイ」という、ディスプレイの固定概念を完全に取り払うものでした。
よく特許情報やコンセプトモデルで「折り畳めるディスプレイ」や「曲げられるディスプレイ」は見かけましたが、まさか巻き取るなんて発想はなかったと思います。
このディスプレイは今後のスマートフォン業界で「フレキシブルディスプレイが搭載されるであろう」という見込みから開発がスタート。
巻き取りを完全に仕舞った状態、あるいは広げた状態に限らず、好きな長さまで展開したサイズをデバイス側で認識、表示レイアウトもそのサイズに合わせて自動で可変するというとんでもない技術なんです。
コチラはディスプレイを完全に仕舞った状態で、ちょうど画面の上半分にスクリーンセイバーのような動画が再生されています。
そして徐々にディスプレイを広げると、リアルタイムにそのサイズに合わせて画面が有効化され、動画の表示サイズがどんどん大きくなっていきます。
そして完全に開ききると、動画の再生窓とは別に左側にカラム型の動画リストが表示されました。
単純に表示サイズが大きくなるだけではなく、現在の表示サイズに合わせてUI/UXまで変化するという驚きの仕様です。
デバイスの大型化が当たり前になってきましたがそれに比例して小型化を望む声もあり、ドコモは片手で操作できるような端末でも、動画などを大画面で楽しめるという2in1な新しい技術を獲得した事になりますね。
まとめ
いかがでしたか?
展示されていたデバイスはWindowsで動作していたそうですが、将来的にはAndroidをはじめとした他のOSでの実装を想定しているそうです。
普段は小型なのに大画面でコンテンツを楽しめる端末、近いうちにバンバン登場するかもとワクワクしてしまいますね。