こんにちわ、Hikaru Sanoです。
日本でも10月からサービス開始したApple Pay、皆さん使っていますか?
iPhoneでも端末のみで決済できるようになる便利な機能なのですが、それ故にANAが提供している「スキップサービス」で問題が発生しているようです。
原因はスキップサービス端末のクレジットカード読み取り装置
ANAが提供している「スキップサービス」は、ANAが提供する専用アプリで搭乗用QRコードを取得することで空港のチェックインカウンターへ寄らずに搭乗出来るサービス。
空港が混めば順番待ち必須の搭乗手続きが、サクッと省略できるかなり便利なサービスです。
保安検査場にあるゲートで、端末にiPhone上に表示されたQRコードをかざせばOKなのですが、Apple Payの設定や登録を行ったiPhone 7/7 Plus、Apple Watch Series 2だと利用不可になってしまったそうです。
一体何が原因なのでしょうか?
原因はスキップサービス端末のクレジットカード読み取り装置。
「スキップサービス」はクレジットカードやSuica等でも利用できるようクレジットカード読み取り装置が備わっているのですが、iPhoneやApple Watchをかざそうとした時に反応し、Apple Payが自動起動してしまうそうです。
自動起動するせいでQRコードの表示を維持する事ができず、読み取りに失敗してしまうワケですね。
iOSの仕組み上どうしてもデフォルト機能であるApple Payが起動してしまうので、現在はANAの専用アプリでは「スキップサービス」を利用する事ができません。
ANAは代替手段として、Apple Payと同じくデフォルト機能であるWallet(旧Passbook)の利用を呼びかけています。
こちらはANAスマホサイトの「My booking画面」から搭乗券を保存する事で利用可能で、専用アプリ利用時と同様にQRコードを表示でき、Apple Payが自動起動せずに利用との事。
ANAのスタッフも、iPhoneやApple Watchで「スキップサービス」を利用しようとした人も、ビックリしたでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
ANAの「スキップサービス」同様のサービスでJALが運用している「タッチ&ゴー」でも同様の障害が発生、同じ対処方法で回避できるそうです。
仕組み的におサイフケータイやクレジットカード読み取り機能を併設している他のサービス端末でも、以後同様の問題が発生しそうな気がしますね。