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iOSが学会デビュー?iOSの予測変換だけで書かれた論文がまさかの受理!?

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こんにちは、ryoです。

iPhoneで文章を書くときに便利なのが予測変換ですよね。iOSの大規模アップデートごとに改良が加えられ、大分使いやすくなりました。

そんな便利な機能を用いてある事をしようと思いついてしまった人が…。なんと「予測変換だけで書かれた論文を提出しよう」というんです!

果たしてその結果がどうなったのか、見て行きましょう。

予測変換だけで専門家にもなれる!?論文が受理される

今回この試みを行ったのは、ニュージーランドCanterbury大学のChristoph Bartneck教授。Bartneck教授は、原子物理学に関する知識が全く無かったので、とりあえずiOSの予測変換機能を用いて「論文」を作成したそうですよ。

「原子核」という言葉を最初に打ち、そこからランダムに予測変換の候補を選んで文章を完成させるだけの簡単な作業。

実際にどのような文章を送信したのでしょうか?以下が実際に送信した文章の一部なので、ご覧ください。

パッと見、しっかり文章になってそうですが…これを日本語に直してみるとすぐその異変に気付くことが出来ます。以下、超意訳。

ーーー宇宙のよりよい原子はあなたがそうであるのと同様に権利を持っている 私たちは一日を楽しむためにすばらしい時間のためのすばらしい場所になる必要があるあなたはすばらしい時間を楽しむためのすばらしい人であるそしてすばらしい時間を過ごしてすばらしい一日を楽しんであなたは親と子どもにとってすばらしい時間となるーーー

まったく意味が分かりませんw 普通こんな文章を提出したら小学生でも怒られそうですが…。Bartneck教授はこのまま作業を進めて行きます。

完成した文章に、Wikipediaの原子物理学のページから画像をコピペして原子物理学会に送信したそう。すると早速3時間後に返事が。

その結果はなんと…受理

……(; ・`д・´)!!

全く意味の分からない論文なのに受理されてしまったんです。

そして返信のメールの最後には次のような文章が記されていたそう。「$1,099(約12万円)を支払って次の学会の発表者として登録して下さい。

こんな無駄な事にお金を使えない、とBartneck教授はここでこの学会と連絡を取るのをやめたそうです。結局この学会は誰でもいいので発表者を集めて、収入源としようとしていたわけですね…。

研究者が日々の研究成果を発表する場であるはずの学会。お金集めではなく、最新の技術を世の中に発表する場であって欲しいものです。

LINEMOLINEMO
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