こんにちわ、Hikaru Sanoです。
先日ドコモが最新機種の発表を行ったのですが、その中で一際注目を集めたスマホ「MONO MO-01J」。
初の自社ブランド端末のこの機種、実は「1年間の契約前提で端末価格650円」という衝撃的な発表されたのですが…総務省とのアレコレは大丈夫なんでしょうか?
税抜30,000円以下の端末なら大丈夫!
不適切な値引きをやめるよう行政指導してきた総務省ですが、そのガイドラインには「廉価端末(価格が税抜30,000円以下の端末)」の場合「端末購入補助を行うことができる」としています。
つまり今回発表された「MONO MO-01J」は「30,000円以下の廉価端末」であり、「1年間の契約前提で端末価格650円」という補助サービスを適用しても何ら問題がないというワケですね。
日本では常にハイエンドモデルがガンガン発売されており、海外モデルを含めてもローエンドモデルはあまり日本で見かけません。
なんか需要が無さそうに思えるこの端末、一体スペックはどのようなものになっているのでしょうか?
ドコモが公式サイトで発表しているのは下記の通り。
- 約4.7インチディスプレイ
- 約1,330万画素アウトカメラ
- 約490万画素インカメラ
- OS Android6.0
- 2,440mAhバッテリー
- RAM2GB
- 防水(IPX7)防塵(IP5X)
これだけ見てもよくわからんので、iPhoneと比較してみましょう。
- ディスプレイはiPhone 7とほぼ同じサイズ
- アウトカメラはiPhone 7より100万画素ほど高い
- インカメラはiPhone 6sとほぼ同じ
- バッテリーはiPhone 7と7 Plusの中間
- RAMはiPhone 6sとほぼ同じ
- 防水はiPhone 7と同じ、防塵はやや劣る
単純なスペックだけでは「廉価端末」というには高性能な気がしますが、日本製スマホ特有の「ワンセグ・フルセグ」「おサイフケータイ・NFC」が装備されていません。
機能を最低限に絞りつつ価格を抑え「廉価端末」の条件をクリアしつつ、割と高性能な端末を生み出したドコモの企業努力が伺えますね。
「ワンセグ・フルセグ」「おサイフケータイ・NFC」が必要無い人にとっては、最高のAndroidエントリーモデルだと思います。
まとめ
いかがでしたか?
総務省のガイドラインに沿い、かつ高機能で廉価な「MONO MO-01J」に、auやソフトバンクはけっこう焦ってると思います。
iPhoneユーザにはあまり興味無い話だったかも知れませんが、iPhoneを使ってる上でAndroidを持つのも結構面白いですよ←