こんにちは、yumiです。
発売直後から発火事故が複数報告され、最終的に生産販売中止、全品回収となったサムスンのGalaxy Note7。
サムスンは原因究明に全力を尽くしているんだろうなぁと思いきや、なんと「Note7の爆発動画」を公開していたユーザーを訪ね、動画を消すよう求めていたことが判明しましたよ…。
サムスン、もみ消しに動く?
かみあぷでも何度かお伝えしているサムスンGalaxy Note7の発火・爆発事故。
飛行機内でも爆発したことから、アメリカや日本では「Note7の機内持ち込み全面禁止」の指示が出されました。
実際、Twitterユーザーの大栗博司(@PlanckScale)さんは「誰かがGalaxy Note7を機内に持ち込んで飛行機が飛び立たない」とツイートしており、持ち込みについて徹底されているようです。
ロサンゼルス空港です。
— 大栗博司 (@PlanckScale) 2016年10月19日
乗客のだれかギャラクシー7を持っているらしくて、飛行機が飛び立てないでいる。
— 大栗博司 (@PlanckScale) 2016年10月19日
機長が「ギャラクシー7を持っているのに名乗り出ないと連邦法で罰せられる」とアナウンスすると、直ちに見つかった。発信する電波で分かったらしい。
— 大栗博司 (@PlanckScale) 2016年10月19日
もはやスマホというよりは「爆発物扱い」になってしまっているNote7ですが、先日サムスンは爆発の原因について「リチウムイオンバッテリーの回路短絡」という中間報告を韓国当局に提出しました。
とは言え決定的な原因についてはいまだ不明なため、サムスンは全力で調査しているはず…と思いきや、ここに来て「今それする必要ある?他にもっとやることあるでしょ(呆)」と思ってしまうような情報が入ってきましたよ。
The New York Timesによると、「Note7が発煙している様子を収めた動画」を公開していた中国人の元にサムスンの社員2名が訪れ、動画を非公開にするよう求めてきたとのこと…。
動画を非公開にすれば、新しいNote7と現金900ドル(約9万円)を渡す、とも言われたそうです。
中国人は動画を非公開にすることを拒否したそうですが、この交渉(?)がいつ行われたのかは不明。
「新しいNote7と〜」と言ってることから、おそらく1回目のリコール前後かと思われますが…なんだかもみ消しをはかっているように見えますし、こういった話が今後も出てきたらサムスンのブランドイメージはかなり低下してしまいそうですよね(;´Д`)
動画の削除よりも何よりも、まずは原因究明が最優先だと思いますよ、サムスンさん…!