こんにちわ、Hikaru Sanoです。
日本将棋連盟は10月5日に「対局中のスマホ禁止」に関する内規を導入を発表しましたが、それに連動してか有名棋士が出場停止処分される事案が発生しました。
一体どのような経緯で出場停止処分がなされたのでしょうか?
「スマホ禁止」に直接抵触したワケではない
今回出場停止処分を受けたのは三浦弘行九段、かねてより対戦した複数の棋士らが「離席が多すぎる」「スマホで不正をしているのではないか」と日本将棋連盟に報告していた模様。
これを受けてか日本将棋連盟は「対局中のスマホ禁止」に関する内規導入を決定し、三浦九段に事情聴取したとのことです。
三浦九段は関係者に「ぬれぎぬです、今後は弁護士と相談して行動します」と話し全面的に不正を否定、その上で「疑惑をもたれたままでは対局できない」として竜王戦の休場を申し出たそうです。
ところが三浦九段は休場に必要な「休場届」を期日までに提出せず、日本将棋連盟は年内の公式戦出場停止処分を決定しました。
年内の公式戦出場停止処分は「休場届」を期日までに提出しなかったのが問題なのですが、三浦九段の担当弁護士は日本経済新聞の取材に「状況証拠しかない中で一方的に決められた処分で、撤回を求めたい」と完全に的外れな回答をしています。
日本将棋連盟側の公開情報、三浦九段側の回答に不自然な差異があることから、何らかの情報を意図的に隠しているような気がしてなりませんね。
これを受けてか竜王戦では、対局に電子機器の持ち込みを防ぐため金属探知機を使うことが決まったそうです。
まとめ
いかがでしたか?
日本将棋連盟側と三浦九段側の発言が噛み合わないことから何かしら公開されていない情報があると思うのですが、日本将棋連盟側はこれ以上三浦九段を追求しないと発表しました。
「不正をしていない事の証明」は悪魔の証明に近しいものなので、スッキリするには三浦九段のスマホとPC間の通信ログや共有ソフト、将棋ソフトのインストール状態などを確認する他なく、日本将棋連盟独自の力では実行できそうにありませんね。