ども!ともぞうです。
発売直後から爆発事故が相次ぎリコールで交換となったサムスンの「Galaxy Note7」ですが、交換品でまたも発煙事故が起きたことは先日お伝えしていました。
そんなサムスンの「Galaxy Note7」ですが、その後も各地で交換品での発煙・爆発事故が相次ぎついに2度目となる生産・販売の中断をしたと聯合ニュースが伝えています。
リコールで交換してひと安心のはずが、再々発となると怖すぎですよ。
リコールによる交換品でも各地で発煙・爆発事故が報告される
発煙・爆発事故が問題となっている「Galaxy Note7」は今年8月にアメリカ・オーストラリアなどで販売を開始したサムスンの最新機種。
今までの経緯をざっと振り返ると以下のようになるのですが、
- 8月:アメリカやオーストラリアなどで発売が開始されたサムスンの最新スマホ「Galaxy Note7」(日本未発売)
- 9月:ユーザーからNote7の爆発事故が相次いで報告される
- 9月2日:サムスンは公式に不具合を認めリコールを決定
- 9月20日:サムスンは爆発の原因を「バッテリーが爆発の直接原因ではない」「外部からの加熱で損傷した」と発表
- 10月6日:アメリカの離陸前の飛行機でリコール後の交換品が発煙事故
発売当初に爆発事故が相次ぎ、リコールで交換したもののその交換品でも同じような事故が再発していたんですね。
しかもリコールによる交換品の発煙・爆発事故はこの1件と思いきその後、各地で起きており、gori.me(ゴリミー)によれば、アメリカで4件・韓国で2件・台湾で1件、計7件も発生。
しかもその内のアメリカで発生した1件に関してはSamMobileが詳細を報じています。
SamMobileによると、被害にあったのはShawn Minterさんで、早朝寝室が煙だらけになっていることで目がさめてパニック状態に。
その原因がベッドのサイドテーブルに置いてあった、リコールで交換済みの「Galaxy Note7」だったそうなんです。
木製のサイドテーブルにはクッキリと焦げ跡が残っており、「Galaxy Note7」が相当高温になっていたことが分かりますよね。
今までは外圧の衝撃に弱いリチウムイオン電池の特性が原因…なんて話もありましたが、このケースは寝ている時に置いていただけ。にも関わらず発煙するなんて恐ろしすぎです。
サムスンは原因を調査中としていますが、公式ページでリコールに関する対応を発表。今回は交換ではなく、Galaxy S7 or Galaxy S7に交換の上差額を貰うか、全額払い戻しの対応をするそうです。
ちなみに先日交換機にも関わらず機内で発煙が起きたユーザーは、その直後にiPhone 7へ機種変更していたそうですよ。
長らくサムスン vs Appleの図式での戦いが続いていますが、今回の事件は流石に大打撃と言えるでしょう。一体どうやってこの不信感を挽回するのか今後の動向にも注目です。