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要するに加工じゃ…?資生堂がビデオ会議用の自動メイクアプリ『TeleBeauty』を開発

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資生堂

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

大手化粧品メーカーの「資生堂」がこの度、Microsoftと共同でオンライン会議時の自動メークアプリを開発したそうです。

現在『Skype for Business』用のアプリとして、日本Microsoftの女性社員100名の試験運用を実施しているとのことですが、一体どのようなアプリなのでしょうか?

要するに加工アプリですよね?

今回資生堂がMicrosoftと共同開発したのは「オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に自動でメークや顔色補正を行う」アプリで、『TeleBeauty』と名付けられました

これは資生堂の調査で、働く女性が「外出予定がない在宅勤務時にオンライン会議のためだけのメークを負担に思っていること」などを改善する目的で作られています。

『TeleBeauty』は顔を映すだけで画面上の顔にメークを施し、顔色の補正や顔以外の部分をぼかす機能などを搭載しており、例えばスッピンで『Skype』してもメイクしている状態の映像が送信されるというもの

現段階では4つのメイクパターンが搭載されており、それぞれ「Natural」「Trend」「Cool」「Feminine」と名付けられています。

スッピン時の画像がサイトになかったのでどれくらい変わっているのか確認することはできないのですが、対照的な2つのパターンを比べてみましょう。

下記画像の左側が「Natural」、右側が「Feminine」です。

「Natural」は肌色が濃いのに対し「Feminine」は白っぽくなっており、その肌色に合わせて唇の色も変化しています。

また眉の形や鼻筋の陰影、目元の線の濃さがそれぞれ変化していない事から、単純なフィルターではなくパーツを認識してそれぞれ処理がされている事がわかります。

とここまで説明してアレなんですが、コレって要するに自撮り写真を綺麗に加工する写真アプリとかと一緒ですよね?言い方がちょっと乱暴になりますが「盛っている」状態の映像を相手に送信している、と。

ビジネスマナーとして女性が化粧をしなくてはならない、という(よくわからん)常識があるのはわかるのですが、「盛っている状態の映像を相手に送る」というのは、信頼関係で成り立つビジネスの上でちょっとどうかと思ってしまいます。

昨今は画像加工技術も発展し、主に芸能界隈やSNSなどで本人と区別がつかないまでに加工された画像も度々話題になっていますね。

オンラインチャットで商談を済ませ後日、実際に会ったら誰かわからなかったなんて時代が来そうでちょっとした不安を覚えます。

まとめ

いかがでしたか?

ビジネスメイクという(よくわからん)常識、自分をより綺麗に見せたいという女性の思いはわからなくもありません。

ただ最終的に会う時は未加工の自分です、こういったアプリの機能が過剰に進化し過ぎない事を一男性として、願わずにはいられません。

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