こんにちは、ryoです。
iPhone 7 Plusをお持ちの皆さんには朗報です。
9月のスペシャルイベントで発表されながらもiOS 10では実装されなかった話題の機能、カメラの「ポートレート」モードが近々追加されるみたいですよ。
今回はまだベータ版ではあるものの、実際にその機能を使っている様子が公開されました!
手軽に本格的な写真が撮れる「ポートレート」
9to5macによると、次期中型アップデートであるiOS 10.1のベータ版が先日公開されましたが、その中で標準のカメラアプリに「ポートレート」モードが追加されている事が明らかになりました。
「ポートレート」は標準のカメラアプリのモードの一つで、携帯カメラなのにまるで一眼レフで撮ったかのような「ぼかし」が表現できる画期的な機能です。
では実際にポートレートモードを使っている様子を見て行きましょう!
標準の「カメラ」を起動し、横にスワイプしていくと「ポートレート」というモードが追加されています。まだベータ版なので、その旨を示す注意書きが表示されます。
そして実際に物にカメラを向けてみると…しっかりリアルタイムで背景をぼかしてくれていますね!
ポートレートモードが有効になっている間は画面下に「奥行効果(DEPTH EFFECT)」の文字が表示されます。
ここで、ポートレートモードで撮った写真と通常モードで撮った写真を比べてみましょう。
「通常」細部までくっきりと撮れていて美しい写真ですね。
「ポートレート」 撮りたい物体と背景の間でメリハリがついていてかなり本格的な感じがしますよ。
二つの写真を比較してみると、その差は歴然。どちらのモードを使うかは好みに合わせて選べるので、表現の幅がかなり広がりそうですね!
ただこのように「ポートレート」モードで写真を撮るには現段階では結構シビアな条件があるみたいなんです。9to5macによるとベータ版では以下の注意が示されています。
▼対応デバイス
- iPhone 7 Plusのみ
▼撮影上の注意
- かなり明るい場所でないと不可 (暗いと「明るさ不足」の警告が表示)
- 動画の撮影は不可
- 被写体からは近すぎず、遠すぎない距離にいる事が必要(約240cm以上離れると撮影出来ない)
- 人物だけでなく、物体に対しても適用が可能
- まだベータ版なので、背景ぼかしが上手くいかない事もしばしば…
やはりデュアルレンズを搭載しているデバイスでしか利用する事が出来ないのは残念ですが、その上物体との距離や明るさなど細かい制約がありそうです。
まだベータ版であるため、今後変わるかもしれませんが「ポートレート」が正式に利用できるようになった場合には注意が必要ですね。
iOS 10.1から利用できるようになる見込みなので、まだ先になりますがiOS 10.1のリリースを待ちましょう!