ども!ともぞうです。
少し前に高齢者による高額サポート費問題でPCデポが炎上し話題になりましたが、スマホの契約も複雑で分かりづく詳しくないと損をしてしまうケースがありますよね。
そんなスマホ購入時の契約において、「説明もなく約4万円もするMicroSDカードを購入させられていた」というTwitter投稿が話題となっています。
以前よりこのような抱き合わせ商法に近い問題はありましたが、いまだに存在するとは驚きましたが、いったいどういうことなのかご紹介します。
投稿者の母親がiPhone 6sを買ってきたら見積書に覚えのない記載
今回の話のきっかけはのぞむ(@takahashi365)さんさんのこちらのツイート。
なんでiPhone6S買ってるのに、37800円のmicroSDXCカードの割賦組まれてるんですかね?
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
話の経過は、投稿者さんのお母さんと妹さんがauショップにスマホの購入に出向いたようで、その契約書を見て「37,800円もするMicroSDXCカード」を割賦購入していたことに気付いたようなんですね。
auと妹の契約書みて爆笑してるんだが
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
以前からこのように、携帯ショップで高額な周辺機器を割賦で月々の支払は安いように見せて一緒に契約させるケースはありましたが、Android端末ならまだしも、使えないiPhoneでそれをやるとはさすがに驚きです。
ただそこにはもう一つ話があったようで、一緒にタブレットを購入していたようで、どうやらそれに使う為に進めたんじゃないかとも言える展開に。
詳しく電話で話を聞いたら、妹も母と同じように一緒にタブレットを買わされてるのね(母・妹ともに契約することで3万円キャッシュバックだそうで)でも見積書には、iPhone6Sと一緒に買った事になってる。だから、必ずしも不要と言えるものではないのか……って話だったんだが(続く)
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
しかしながら、どうもその説明をショップはしていない疑惑が浮上。
数百歩譲って、iPhone6Sと一緒にMicroSDXCカードを買わせる理由は分かったが、母妹ともに、MicroSDXCカードの説明は一切受けていない。さて、どう転がるかなこの案件。
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
というのも投稿者さんはそれを予期して、電話でMicroSDカードを勧められるが断るようにと伝えていたからなんですね。
なんで「説明を受けていない」と言い切れるかというと「買増」をするという話を聞いたとき、わざわざ妹に電話をかけて「MicroSDを買うように言われると思うが、絶対に断れ」って言ってるからなんだよ。
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
しかも詳細は不明ですが、購入した実物が見当たらないという謎まで。
んで、件のタブレットにMicroSDカードがささっているかと言ったらささっていない。というか、受け取ってないんじゃ無いかという話になってて、頭を抱えてる。情報を整理しないと脳みそが焼け焦げる。
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月10日
ちなみにこちらの方が割賦で契約したMicroSDカードは、KDDIオリジナルの商品で参考価格は35,000円。あれ?参考価格よりも高い金額で契約していたような…
さらにこの商品、現在は取り扱いされていません。もしかすると売れ残りを在庫処分したかった??なんて勘ぐりたくもなりますね。
ただそうはいっても、仮にタブレット用に「外部メディアがあればパソコンなどに写真を写すのに便利ですよ!」という営業トークは理解できるのですが、にしても高すぎ。
Amazonで見たら128GBのMicroSDXCカードのお値段は安いもので、4,680円から購入可能。カードリーダーが付いているとはいえ、さすがにおかしいですよね。
でもそういう詳しくない人は調べたりもしないので、例えば「高品質なのでこのくらいはする」「安いものを買うと写真が消えてしまうことがある」なんて言われればついこちらを選んでしまうかもしれません。
今回の場合はたまたま投稿者さんが気付き、結果ショップ側は「説明がなかった」と認め返品になったそうですが、もし気付かなかったらと思うと恐ろしいですよね。
具体的な店名と代理店名の言及は避けますが、ショップがauの本部に確認をして「店員と購入者の間に正しい説明が無かった」ということで返品が成立しました。説明されていないにも関わらず、高額なMicroSDカードの割賦販売を組まされていた方は、泣き寝入りをせずに返品をしましょう。
— のぞむ (@takahashi365) 2016年9月11日
それにしてもあっさりと返品していますが、これ実質的にauショップの代理店が「説明をせずに高額な周辺機器の割賦契約をした」と認めていることになり、他にも類似のケースがありえるとも受け取れます。
言葉は悪いですが、そういう無知につけこんだ商売のやり方は許しがたいものがあります。キャリアは新規獲得に必死になるのは分かりますが、このような代理店の暴走にもちゃんと目を光らせてもらいたいものですね。